中國新疆ウイグル自治區(qū)のウルへ翼竜動(dòng)物群からこのほど、3番目の翼竜が発見されました。20世紀(jì)60～70年代にズンガリプテルス、復(fù)歯湖翼竜（ノリプテルス）が発見され、命名されたのに続き、この動(dòng)物群で発見された初の鳥掌翼竜系類翼竜です。

この重要な翼竜化石の発見と研究成果は、中國科學(xué)院古脊椎動(dòng)物?古人類研究所（古脊椎所）の汪篠林研究員チームが中國科學(xué)院広州地球化學(xué)研究所のパートナーと共同で完成させたもので、関連研究論文がこのほど國際學(xué)術(shù)誌「ブラジル科學(xué)アカデミージャーナル」にオンラインで発表されました。

論文の著者である中國科學(xué)院古脊椎所の蔣順興副研究員は、「ウルへ翼竜動(dòng)物群は新疆ジュンガル盆地北西端のクラマイウルへ地區(qū)に位置し、翼竜化石が豊富に含まれることで有名だ。特に1963年に発見され、1964年に『中國恐竜の父』と呼ばれる楊鐘健院士（中國アカデミー會(huì)員）が研究した中國初の命名翼竜であるズンガリプテルスと、楊院士が1973年に研究して命名した復(fù)歯湖翼竜の2種類の翼竜化石は、いずれもここで発見されたものだ」と説明しました。

同じく論文の著者で、中國科學(xué)院広州地球化學(xué)研究所の鐘玉婷副研究員によると、研究チームはウルへ翼竜動(dòng)物群地層の凝灰質(zhì)砂巖層についてジルコンウラン系の正確な年代測(cè)定を?qū)g施した結(jié)果、鳥掌翼竜系類翼竜の生息していた年代は今から約1億3500萬年前だったことが分かりました。（提供/CRI）