2025年2月23日、シンガポールメディア?聯(lián)合早報(bào)は中國(guó)の主要ブランドによるテレビの世界出荷量が初めて韓國(guó)を上回ったと報(bào)じた。

記事は韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの報(bào)道を基に、マーケットリサーチ機(jī)関オムディア（Omdia）が23日に発表したデータで24年における中國(guó)の主要ブランド（TCL、ハイセンス、シャオミ）による世界市場(chǎng)でのテレビ出荷量シェアが31．3％となり、サムスン電子とLGエレクトロニクスによる韓國(guó)の28．4％を上回ったと紹介。中國(guó)勢(shì)のシェアは20年の24．4％から年々上昇して23年に30％を突破したのに対し、20年に33．4％だった韓國(guó)勢(shì)は徐々にシェアを減らしていたと伝えた。

また、中國(guó)ブランドは売上シェアでも急成長(zhǎng)を見せており、24年の統(tǒng)計(jì)ではサムスン電子が19年連続で世界のテレビ売上シェアでトップを保ち、LGエレクトロニクスも12年連続で世界のOLEDテレビ市場(chǎng)トップをキープしたものの、中國(guó)勢(shì)との差は縮まり続けており、20?24年に韓國(guó)勢(shì)（サムスン、LG）の売上シェアは48．4％から44．4％に減少したのに対し、中國(guó)勢(shì)（TCL、ハイセンス）は13．5％から22．9％にまで上昇したと紹介した。

世界における中國(guó)ブランドのテレビ販売を巡っては、中國(guó)メディアが1月末に日本のリサーチ?xí)鏐CNの最新調(diào)査データとして、24年の日本の薄型テレビ市場(chǎng)で中國(guó)ブランドが04年の発売開始以降で初めて50％以上のシェアを獲得したことが明らかになったと報(bào)道。ハイセンスの55型液晶テレビの価格が10萬(wàn)円未満で日本メーカーの約半分と非常に高いコストパフォーマンスで日本市場(chǎng)でのシェアを急速に伸ばし、品質(zhì)の向上も相まって「単に安いだけ」という中國(guó)製テレビに対する消費(fèi)者の認(rèn)識(shí)にも変化が生じたと伝えた。（編集?翻訳/川尻）