2025年2月25日、韓國(guó)?デイリーアンは「火災(zāi)が発生した共同住宅で人命救助にあたった消防士が、玄関の扉を強(qiáng)制的に開(kāi)けて破損させたとの理由で住民から損害賠償を請(qǐng)求され、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、1月11日午前2時(shí)52分ごろ、韓國(guó)?光州市北區(qū)內(nèi)の共同住宅の2階で火災(zāi)が発生した。出動(dòng)した消防士は各部屋を回って住民を避難させ、応答がなかった6部屋については「熟睡しているか、煙を吸って意識(shí)を失っている住民がいる」と判斷して玄関の扉を強(qiáng)制的に開(kāi)放。その際に扉とドアロック裝置が破損した。

通常、火災(zāi)により別の部屋が被害を受けた場(chǎng)合は、火災(zāi)が起きた部屋の住民が賠償する。また、個(gè)人で火災(zāi)保険に加入している場(chǎng)合は保険から保険金が支払われる。しかし2階の住民は死亡し、個(gè)人で火災(zāi)保険に入っている人もいなかった。そのため住民は、消防署に玄関の扉とドアロック裝置の修理費(fèi)用を請(qǐng)求した。修理費(fèi)用は1部屋あたり約130萬(wàn)ウォン（約13萬(wàn)6000円）で、計(jì)800萬(wàn)ウォンに達(dá)するという。

これを受け、全國(guó)消防安全公務(wù)員労組側(cè)は「この狀況は単純な財(cái)政問(wèn)題にとどまらず、消防士が國(guó)民の命を守るために安全に任務(wù)を遂行できる環(huán)境の必要性を示唆している」との立場(chǎng)を示した。

また、光州市長(zhǎng)は「火災(zāi)現(xiàn)場(chǎng)に入って住民を救助した消防士に修理費(fèi)を追わせるのは間違っている」「消防士に補(bǔ)償の心配をさせてはならない」などと主張し、「行政で責(zé)任を負(fù)う」との考えを示しているという。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「命を助けてくれてありがとうと泣いて感謝するどころか、金を出せと脅すなんて。命がけで助けた消防士がかわいそう」「こんなことが起きる國(guó)は世界で韓國(guó)だけでは？」「次また火災(zāi)が発生しても、何もせず放っておこう」「一刻を爭(zhēng)う狀況で修理費(fèi)の心配をしていたら救助活動(dòng)なんてできない」「修理費(fèi)用を負(fù)擔(dān)し、出動(dòng)費(fèi)用を全額請(qǐng)求すればいい」「保険に入っている人がばかみたい。入っていなければ行政で処理してくれるんでしょ？」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/堂本）