中國メディアの澎湃新聞によると、中國広東省深セン市にある企業(yè)を辭めて間もないという男性から情報(bào)が寄せられた。

男性によると、男性が勤めていた工場(chǎng)は、労働者が勤務(wù)時(shí)間中にトイレに行く回?cái)?shù)について、「4時(shí)間に2回まで」「1回につき7分を超えてはならない」「同時(shí)にトイレに行くことができるのは2人まで」と厳しく制限していた。

またトイレに行く労働者に持ち場(chǎng)を離れることを証明する「離崗証」を攜帯させ、次にトイレに行く労働者は、トイレから戻った労働者から「離崗証」を受け取って初めて行くことができるというルールもあった。

男性はこうしたルールを受け入れられず、入職して1週間で辭めた。

企業(yè)の擔(dān)當(dāng)者は取材に対し、「そのような不適切なルールを設(shè)けている部門があれば、直ちに是正する」と回答した。

澎湃新聞は弁護(hù)士の話として「トイレに行く回?cái)?shù)と時(shí)間を制限することは、非人道的であり違法でもある。労働法および労働契約法の関連規(guī)定によると、労働者はトイレの使用の便宜を含む労働安全衛(wèi)生保護(hù)を受ける権利を有する。企業(yè)が従業(yè)員のトイレ使用回?cái)?shù)や時(shí)間を制限することは、従業(yè)員の人格権を侵害し、法律に違反し、無効行為に屬する。企業(yè)は従業(yè)員の生理的需要を尊重し、従業(yè)員の合法的権益を保障すべきだ」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）