2025年2月26日、中國メデイアの新京報は、暗號通貨の取引に関わった中國人男性が韓國のホテルで殺害される事件が発生したと報じた。

記事によると、韓國済州（チェジュ）市のホテルで24日、30代の男性が殺害された。男性は當日ホテル內(nèi)で暗號通貨の取引をする予定だったが、男性と連絡が取れなくなった知人が警察に通報したところ、ホテルで男性の遺體が発見され、現(xiàn)金8500萬ウォン（約880萬円）が盜まれていたことも分かったという。

事件後、30代の女が犯行に用いたと見られる兇器を持參して警察に自首したほか、空港で男女2人が警察に逮捕された。警察は25日に容疑者3人を拘束した。なお、事件が起きたホテルのカジノでは60代の男も逮捕されたが釈放され、その後在宅で捜査を受けているという。中國人男性殺害への関與については明らかになっていない。

また、新京報の報道では、容疑者4人の國籍に言及していない。

この事件は中國のSNS?微博（ウェイボー）で注目を集め、トレンドワードランキングの2位に入った。中國のネットユーザーは「暗號通貨の世界では880萬ウォンって少額だと思うけど。そのために殺人事件を起こすなんて割に合わない」「みんな知っての通り、普通の人は外國人と直接取引をすることなどなく、信頼できる同郷の仲介が必要だ」「容疑者が外國人じゃない可能性があるな」「暗號通貨投機では何が起きても不思議じゃないってイメージがあるな」「暗號通貨の取引をなぜわざわざホテルで會ってやる必要があったのか」「2023年にバリ島で暗號通貨投機をしていた中國人夫婦が殺害された事件を思い出した」「韓國は大統(tǒng)領の安全さえ危うい場所だからな」といった感想を殘している。（編集?翻訳/川尻）