中國の名プロデューサーのユー?ジョン（于正）氏が27日、「時(shí)代劇を成功させる四大ポイント」をSNSに投稿し、納得のコメントが寄せられている。

同氏が挙げた1番目のポイントは、「ストーリーやキャラクター設(shè)定が必ず斬新であること」。多くの時(shí)代劇が登場している今、ドラマのテンポが遅かったり、ありきたりな設(shè)定になっていたりだと、視聴者が離脫する可能性が高くなる。冒頭部分で視聴者を引き込めることが成敗のカギという指摘だ。

2番目のポイントは、「男性主人公は必ずオーラを身にまとうイケメンであること」。見た目だけでなく演技力も併せ持つ必要があり、この條件をクリアできないとヒロインとのカップル感が生まれず、ストーリーは死んでしまう。良い腳本なのに、不人気で終わる時(shí)代劇はおおむねここに引っかかっているという。

3番目は、「衣裝、道具、メークなどの面で視聴者に新鮮感を與えること」。女性主人公が美人であればなおさらだが、その前に視聴者を飽きさせない魅力を持っていることが大切というものだ。

最後は、「監(jiān)督に優(yōu)れたストーリーテリング能力があり、役者の最高の演技を引き出すこと」。作品の雰囲気を的確に表現(xiàn)し、カメラワークとライティングを駆使し突発的な狀況をうまく補(bǔ)完することが大事という。制作陣、腳本家、監(jiān)督、俳優(yōu)の共同作業(yè)によっていよいよ良いドラマが生まれるということだ。

直近で配信され話題を集めたものの、大ヒットにはならなかった時(shí)代劇を言えば、リウ?シーシー（劉詩詩）主演の「掌心」だ。動(dòng)畫配信サービス?優(yōu)酷（YOUKU）で7日にスタートして以來、ヒット指數(shù)が1萬の大臺(tái)に乗れず、映畫?ドラマ情報(bào)サイトの豆瓣（douban）スコアは6．3にとどまっている。視聴者から「リウ?シーシーの美貌と演技、腳本もいいのに、男性主人公との間でカップル感がなく、物足りなかった」という意見が寄せられ、まさにユー?ジョン氏の指摘通りとなった。（翻訳?編集/RR）