フランスメディアのRFIは1日付で、ウォール?ストリート?ジャーナルを引用するなどで、中國當(dāng)局が人工知能（AI）の企業(yè)家や研究者に米國への渡航を避けるよう指示しているとする記事を中國語版ニュースサイトに掲載した。

中國當(dāng)局は自國のAI専門家が海外旅行をすることによって、AI分野に関する機(jī)密情報が漏洩することを懸念しており、さらに中國人の企業(yè)幹部が拘束され、米中交渉のカードとして利用されることも考慮しているという。

2018年12月には華為技術(shù)（ファーウェイ）の最高財務(wù)責(zé)任者（CFO）で、創(chuàng)業(yè)者である任正非（レン?ジョンフェイ）最高経営者（CEO）の娘である孟晩舟（モン?ワンジョウ）氏が米國の要請によりカナダの空港で身柄を拘束され、19年9月まで現(xiàn)地に留まることを強(qiáng)要された事例がある。

米中両國は世界を舞臺にしたAI競爭を繰り広げている。中國のスタートアップ企業(yè)である深度求索（英語社名はDeepSeek、ディープシーク）は社名と同名のAIモデルのシリーズを発表した。ディープシークはOpenAI（オープンAI）やグーグル（Google）などの、AI分野をけん引する米國企業(yè)と肩を並べ、さらにはそれらの企業(yè)を超えると表明しており、コストの大幅削減も強(qiáng)調(diào)している。ディープシークはオープンソースであることも関係して、中國企業(yè)による導(dǎo)入が急速に進(jìn)んでいる。

中國共産黨の習(xí)近平総書記は2月28に主宰した同黨政治局第19回集団學(xué)習(xí)會で、國家の安全を最優(yōu)先して守るべきだと述べ、取り組みを強(qiáng)化するよう求めたいくつかの分野にAI関連も含めた。

ウォール?ストリート?ジャーナルによると、中國では幹部が出國する場合に、出発前にその計畫を當(dāng)局に報告し、帰國後には何をしたのか、誰と會ったのかを報告するよう求められている。また、ディープシークの創(chuàng)業(yè)者である同社の梁文鋒（リャン?ウェンフォン）最高経営責(zé)任者（CEO）は、今年2月にパリで開催されたAIアクションサミットに招待されていたが出席を辭退し、中國の別の大手AIスタートアップの創(chuàng)業(yè)者も、當(dāng)局の指示により、予定していた渡米をキャンセルしたという。（翻訳?編集/如月隼人）