2014年9月30日、長(zhǎng)野、岐阜の両県にまたがる御嶽山が今月27日、突然噴火し、登山客約150人が取り殘され、意識(shí)不明のけが人や心肺停止者が発生する事態(tài)となった?；鹕絿娀黏撬勒撙訾郡韦稀?991年に死者?行方不明者43人を出した長(zhǎng)崎県の雲(yún)仙?普賢岳大火砕流以來(lái)、23年ぶり。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

火山の噴火や地震が頻繁に発生する日本では、火山の噴火が起きても、死者を出すことはまれだ。では、今回はなぜ、多くの死傷者が出る事故となってしまったのだろう？

◆予測(cè)は難しい

目撃者によると、御嶽山は突然噴火し、登山客が逃げる時(shí)間はほとんどなかった。頂上付近にある山小屋のスタッフは、「突然火山灰がドアの前に積もり、ドアが開(kāi)かなくなった。多くの人が山小屋に避難して來(lái)て、いっぱいになった。取り殘されている人が150人ほどいるかもしれない」と説明した。

気象庁で記者會(huì)見(jiàn)した北川貞之?火山課長(zhǎng)は、「地震が今月11日に、1日80回を超え、回?cái)?shù)としては多いため、活動(dòng)が高まっているという狀況ではあった。ただし、それ以外の兆候を示す地殻変動(dòng)などのデータは何もなかった。また、その後地震が減っていることから、特別に高まっているという認(rèn)識(shí)ではなかった」と説明し、「予知について限界があるということか？」との質(zhì)問(wèn)に、 「全ての噴火が前もって分かるわけではない。そう言われても仕方がない」と答えた。

▼紅葉シーズンで登山客が増加

気象庁が予測(cè)することができず、警告も発せられていない狀況下で、予想もしていなかった多くの登山客が頂上付近にいたことが、今回多くの死傷者が出てしまったことの原因だろう。

御嶽山は1979年に突如噴火し、その後91年と2007年にごく小規(guī)模な噴火が発生しただけで、普段は登山客でにぎわっていた。中でも秋になると、特に8合目付近の紅葉が鮮やかに輝き、その美しい景観が多くの登山客から愛(ài)されている。

毎年、御嶽山に何度も登っているという斎藤哲さんは、27日の午前にも登り、下山後1時(shí)間足らずで噴火した。

斎藤さんは「山上で、地震や異臭などは何もなかった。天気も良く、登山の途中でも、火山噴火の可能性を警告する張り紙は見(jiàn)なかった。御嶽山噴火前、いたる所にカメラを持った登山客がいた」と語(yǔ)った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤）