シンガポールメディアの聯(lián)合早報(bào)は4日、半導(dǎo)體受託生産で世界最大手の臺灣積體電路製造（TSMC）が米國に1000億ドル（約15兆円）を追加投資する計(jì)畫を明らかにしたと報(bào)じた。

TSMCの魏哲家（シーシー?ウェイ）最高経営責(zé)任者（CEO）が3日、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)とホワイトハウスで會談した後、共同で発表した。

TSMCはこれまでに650億ドル（約9兆7000億円）の投資計(jì)畫を打ち出している。新たな投資では三つの半導(dǎo)體製造工場と二つの先進(jìn)パッケージング施設(shè)および研究開発チームセンターを建設(shè)する計(jì)畫で、魏CEOは「人工知能（AI）技術(shù)の発展とスマートフォンの進(jìn)歩を支えるため米國で大量のチップを生産する」と表明。また、「この投資によってハイテク製造業(yè)で數(shù)千人の雇用が創(chuàng)出される」と付け加えた。

一方、「米國の半導(dǎo)體産業(yè)を『盜んだ』」と臺灣を非難してきたトランプ氏は、TSMCの追加投資は「世界で最も強(qiáng)大なAIチップが米國で製造されることを意味する」とし、「ここでわれわれが必要とする半導(dǎo)體を製造できなければならない。われわれにとってこれは國家安全保障に関わる問題だ」と強(qiáng)調(diào)した。

TSMCの新たな投資計(jì)畫について、中國メディアのIT之家は「米國で先端半導(dǎo)體製造に1000億ドルを投資する」と伝え、「TSMCのこれまでの米國での建設(shè)プロジェクトは半導(dǎo)體製造工場と設(shè)計(jì)サービスセンターだけが含まれていた。新たな投資により先端の後工程製造能力が追加される」と紹介している。（翻訳?編集/野谷）