日本で中國人留學生が急増、「東大」が「東京大學」ではなく「東アジア大學」に?―中國メディア

Record China    2025年3月6日(木) 7時0分

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中國のポータルサイト?捜狐に4日、「日本の大學はなぜ中國人留學生を奪い合うのか」と題する記事が掲載された。寫真は東京大學。

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中國のポータルサイト?捜狐に4日、「日本の大學はなぜ中國人留學生を奪い合うのか」と題する記事が掲載された。

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記事は、最近、日本のメディアでは「東大が中國化している」という言葉が頻繁に取り上げられ、大きな議論を呼んでいると説明?!溉毡咀罡邔W府として知られる東大だが、現(xiàn)在、東大の留學生比率は歴史的な変化を遂げ、一部の講義ではほとんどが中國人學生で占められる狀況になっている」と伝えた。

その上で、具體的な狀況として、「現(xiàn)在の東京大學の學生數(shù)は約2萬7500人で、そのうち學部生が約1萬4000人、大學院生が約1萬3500人となっている。注目すべきは留學生數(shù)の変化で、中國人留學生の數(shù)は2014年の1136人から24年には3396人へとほぼ3倍に増えた。留學生全體に占める割合も39.5%から66.5%へと急上昇し、現(xiàn)在では留學生の3人に2人が中國人だ」と説明した。

また、「この現(xiàn)象は東大に限った話ではない」とし、「例えば、早稲田大學には3300人余りの中國人留學生が在籍している。全體の學生數(shù)は約4萬8000人であるため東大ほどの割合ではないが、一部の研究室や學科では中國人留學生が多數(shù)を占めている」と言及。さらに注目すべき點として大學院における中國人留學生の割合の高さを挙げ、「東大の大學院生約1萬5000人のうち外國人留學生は約5200人、うち中國人が約70%に當たる3500人を占める」とし、「東大の大學院生の5人に1人が中國人であり、これは日本の大學においても極めて珍しい狀況だ」と論じた。

東京大學

記事は、「東大は“學歴逆転”を狙う中國人學生にとって理想的な選択肢だ」と指摘?!钢袊扦细呖迹ù髮W入試)が激烈な競爭になっており、清華大學北京大學の合格率は極めて低い。また、大學院入試はさらに狹き門で、全國統(tǒng)一試験では筆記試験で多くが足切りされ、その後の面接や専門試験でもほとんどが落とされる」とする一方、「日本の修士課程の出願制度はより多様性に富んでいる。指導教授の推薦+學內試験+面接という形式が一般的であり、全國統(tǒng)一試験は存在しない。選考は主に個人の學術的なバックグラウンド、研究計畫、教授の評価に基づいて行われるため、國內の厳しい受験競爭を避けたい學生にとっては魅力的だ」とした。

また、近年では中國の家庭でも、日本の大學や大學院への留學だけでなく、より早い段階から計畫的に日本留學を進めるケースが増えているとし、中學や高校から日本に送り出し、東大入學を目指して準備を進めることも少なくないと説明。こうした家庭に人気なのが、東大の近く、あるいは教育レベルが比較的高いと言われる文京區(qū)や港區(qū)、中央?yún)^(qū)、千代田區(qū)などだと紹介した。

さらに、「日本政府も留學生誘致の取り組みを強化している」と言及し、その施策として「高額な奨學金の提供」「入學手続きの簡素化」「英語のみで學位が取得できるスーパーグローバル大學(SGU)プログラムの導入」「日本企業(yè)への就職支援」などが行われていると説明。また、日本の大學が中國の留學予備校に直接アプローチし、積極的に中國人學生を勧誘するようになっているとも指摘した。

このほか、日本への留學費用が歐米への留學費用と比べて格段に安くなっていることも挙げ、「特に國公立大學の學費は低く、円安の影響で生活費も抑えられる。加えて、日本は地理的にも近く、文化的な親和性も高いため、中國人留學生にとって魅力的な選択肢となっている」とも付け加えた。

記事は、東大における中國人學生の増加はさまざまな面に影響を及ぼしているとし、一部の研究所ではディスカッションの場で日本語ではなく中國語が用いられていること、東大周辺には本場の中國料理、いわゆる「ガチ中華」の店が続々とオープンしたりしていることに觸れた。そして、「こうした狀況に日本人からは懸念の聲も上がっている」とし、一部の専門家からは、東大が日本最先端の研究機関であることから、中國人學生の増加は國の安全保障に関わるとの聲も出ていることを紹介。一方で、記事は「中國人學生は娯楽にふけることなく非常にストイックに勉學に勵んでいるという評価もある」としたほか、「経済的な観點からは、日本政府や企業(yè)はこの流れを歓迎している。中國人留學生の流入は深刻化する人材不足を補うだけでなく、東大周辺の経済を活性化させる要因ともなっている」と主張した。

その上で、「この流れは止まるどころかむしろ加速する可能性がある。東京大學は國際化の波の中で変化し、將來的に『東アジア大學』へと進化するのか。中國からの留學生急増に直面する日本社會は、この変化を迎える準備が整っているのか。中國人學生にとって日本留學がアイビーリーグ(米名門私立大學8校)やG5(英名門5校)を超える新たな選択肢となるのか。もしあなたなら、日本留學を考えるだろうか?」と読者に問い掛けた。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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