タイはなぜ詐欺や人身売買の中継地になっているのか―シンガポールメディア

Record ASEAN    2025年3月8日(土) 13時0分

拡大

シンガポールメディアの聯合早報は4日、「タイはなぜ詐欺や人身売買の中継地になっているのか」とする記事を配信した。寫真はタイ。

シンガポールメディアの聯合早報は4日、「タイはなぜ詐欺や人身売買の中継地になっているのか」とする記事を配信した。

1月に中國の俳優(yōu)が偽のドラマ撮影に誘われてタイに渡り、その後行方が分からなくなって隣國のミャンマーで保護される事件があった。俳優(yōu)はミャンマーで詐欺の訓練を強制されており、記事は「この事件がタイを訪れる観光客の安全に対する國際社會の強い関心を引き起こした」とした上で、タイ國立開発行政研究院の専門家が「観光業(yè)はタイ経済の柱の一つであり、観光業(yè)の発展を促すため政府は多くの國の観光客に対してビザ免除措置を取っている」と語ったことを伝えた。

記事はさらに、「他にも比較的安い生活費が外國人を引き付けている。タイで偽造パスポートを入手して不法滯在することは難しくなく、違法薬物や銃器を手に入れるのも簡単だ。こうした要素が犯罪グループに有利な條件を與えている」と言及。米デンバー大學の研究者が「移民政策、法執(zhí)行、國境管理の緩さ、大勢の外國人の流入が犯罪者に隠れみのを與えている」と指摘したことも紹介した。

2022年に発表されたリポートによると、タイで活動する外國の犯罪組織の數は數百に上ると推定される。國境をまたぐ犯罪で最もよく見られるのは違法薬物や人身売買、密輸、マネーロンダリング、紙幣の偽造で、記事は「インドシナ半島の中央部に位置するタイはミャンマー、ラオス、カンボジアと國境を接し、地域の輸送の要となる一方、犯罪の重要拠點?中継地にもされている」と指摘。中國や香港、臺灣が犯罪を厳しく取り締まったことで犯罪組織が東南アジアに移動し、ミャンマー、ラオス、カンボジア、フィリピンなどに拠點を設けたとも言及した。

記事はまた、「タイは観光客が多く、出入國が便利なため、犯罪組織はタイを人身売買の中継地としている。さまざまな手段を使って世界各地から人をタイに誘い込み、詐欺拠點に売り渡す」と指摘?!弗骏い朔缸铯蛉·昃啢蓼敕嗓悉ⅳ盲皮鈭?zhí)行は不十分だ」と述べ、前述のデンバー大學の研究者の「タイ當局の汚職、法の抜け穴、中央と地方の政策の不一致が法執(zhí)行の効率に大きく影響している」との見方を伝えた。(翻訳?編集/野谷

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜