TSMCが米國に大規(guī)模投資、臺灣の競爭力低下に懸念―中國メディア

Record China    2025年3月8日(土) 8時0分

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TSMCが米國に1000億ドルを追加投資する計畫を発表したことを受け、中國メディアの中國新聞網(wǎng)は「臺灣の競爭力低下の加速が懸念されている」と報じた。

半導(dǎo)體受託生産世界最大手の臺灣積體電路製造(TSMC)が米國に1000億ドル(約15兆円)を追加投資する計畫を発表したことを受け、中國メディアの中國新聞網(wǎng)は「臺灣の競爭力低下の加速が懸念されている」と報じた。

この投資計畫はTSMCの魏哲家(シーシー?ウェイ)最高経営責(zé)任者(CEO)が3日、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)とホワイトハウスで會談した後、発表された。

新たに三つの半導(dǎo)體製造工場と二つの先進(jìn)パッケージング施設(shè)および研究開発チームセンターを建設(shè)するとされ、記事はこれまでの投資計畫と合わせると1650億ドル(約24兆8000億円)に達(dá)することを説明。取材に応じた臺灣の中華経済研究院地域発展研究センターの劉大年(リウ?ダーニエン)主任が、「関稅圧力に迫られてTSMCは対米投資を加速させている」との考えを示したことを伝えた。

TSMCの約束狀況から判斷すると、米國工場が生産するチップの製造プロセスはその他の地域よりはるかにレベルが高く、産業(yè)チェーンや技術(shù)者が次々と米國に移る中で「臺灣が持つ競爭の優(yōu)位性をいかに維持するか」に劉氏は懸念を抱いているという。

記事はまた、「TSMCが米國工場建設(shè)で60億ドル(約9000億円)以上の補助を受けた前回に対し、今回は資金補助を受けていない」と報じられていると述べ、臺灣メディアが「TSMCの米國での生産コストの大幅な増加につながる」と指摘したことを伝えた。

さらに、産業(yè)界がとりわけ関心を持っているのが研究開発センターの設(shè)立だと説明。技術(shù)流出や競爭力低下のリスクが徐々に鮮明になっているとの指摘があることに言及した。

TSMCの新たな投資計畫に臺灣の卓栄泰(ジュオ?ロンタイ)行政院長は政府の前向きな立場を表明しており、記事は前述の劉氏が「當(dāng)局が企業(yè)のグローバルな展開を支援することは一つの側(cè)面にすぎず、より重要なのは半導(dǎo)體産業(yè)の內(nèi)部競爭力をいかに維持し向上させるかだ」と認(rèn)識していることを伝えるとともに、TSMCの対米投資拡大で半導(dǎo)體サプライチェーンに米國工場建設(shè)の波が起きることが予想されていることも取り上げた。(翻訳?編集/野谷

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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