世界経済は依然として中國のレアアースに依存―獨メディア

Record China    2025年3月20日(木) 9時0分

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中國メディアの環(huán)球時報によると、ドイツメディアのデア?シュピーゲルはこのほど、世界経済は依然として中國のレアアース(希土類)に依存しているとする記事を掲載した。

中國メディアの環(huán)球時報によると、ドイツメディアのデア?シュピーゲルはこのほど、世界経済は依然として中國のレアアース(希土類)に依存しているとする記事を掲載した。

記事はまず、「電気自動車(EV)や人工知能(AI)、兵器などのハイテクに不可欠なレアアースは今のところ、中國が市場を支配している。専門家によると、この狀況はすぐには変わらないだろう」と伝えた。

記事によると、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は、EVのバッテリーやAI、現(xiàn)代の兵器システムに必要なレアアースをウクライナやグリーンランドで採掘し、中國の優(yōu)位性を打ち破りたいと考えている。しかしドイツ鉱物資源庁(DERA)がベルリンで発表した研究報告によると、専門家は中國への依存が長期間続くとみている。

その主な理由はレアアースの世界市場価格が低いことで、研究報告の共同執(zhí)筆者、ハラルド?エルスナー氏は「レアアースの採掘や加工を行っている企業(yè)は皆、経済的な問題に直面している。それは中國も同様だ。他の國で新しい鉱床を開発することが難しくなっている。さらに中國以外では採掘や加工に必要なインフラが不足していることが多い」と語る。將來的に需要が大幅に増加する可能性が高いが「市場にはまだその証拠がほとんどなく」、中國以外での新しいプロジェクトは収益性を達(dá)成するのに苦労しているという。

専門家は、これがトランプ氏がグリーンランドに興味を持つ理由の一つかもしれないと指摘する。この島には世界最大の重希土類の鉱床があると言われている。中國が支援するプロジェクトは2021年に地元政府がウラン採掘を禁止したため停止した。

記事によると、23年には中國が世界のレアアース採掘量の約60%を占め、加工の割合は93%に上った。ドイツが輸入した計5200トンの原材料の71%は中國から來たものだ。ドイツではレアアースの90%が自動車工場、化學(xué)工場、製油所の排ガスを浄化する觸媒に使用された。(翻訳?編集/柳川)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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