臺灣在住の中國人インフルエンサーが「武力統(tǒng)一」を主張したことで、臺灣當(dāng)局から退去を要求されている。複數(shù)の臺灣メディアが報じた。

「亜亜在臺灣」の名で活動するインフルエンサーの劉振亜（リウ?ジェンヤー）さんは、臺灣人の夫と結(jié)婚して臺灣で生活しているが、TikTokやYouTubeなどのSNS上で「なぜまだ（臺灣を）武力統(tǒng)一しないのか」「臺灣が中國に対抗するのは身の程知らず」「（昨年12月に上海で進(jìn)水した中國人民解放軍海軍の新型強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦）四川艦の初の功績は臺灣の回収であるべき」など、中國が臺灣を武力統(tǒng)一することを支持する発言を繰り返した。

これを受け、臺灣?內(nèi)政部移民署は今月11日、劉さんの滯在許可（親族滯在許可）を取り消し、速やかな退去を求めると発表。15日には、「彼女は公然と中國による武力統(tǒng)一を扇動する発言をした。この行為は臺灣の主権を消滅させる主張であり、臺灣社會において容認(rèn)できない」と指摘して改めて滯在許可の取り消しを発表したほか、今後5年間の再申請を禁止し、10日以內(nèi)（今月24日まで）に退去するよう求めたことを明らかにした。従わない場合は強(qiáng)制退去させるという。滯在許可を失うことで、劉さんの臺灣での健康保険資格も失効することになる。

臺灣メディアのFTNN新聞網(wǎng)によると、こうした事態(tài)を受け、劉さんは15日夜にSNSに動畫を投稿し、「臺灣は私の第2の故郷。臺灣の風(fēng)土や文化の雰囲気はとても溫かく親しみを感じさせるものであり、特に健康保険の制度は素晴らしい。私は體が悪いので（健康保険は）安心感がある」「両親がこれまでに2回臺灣に訪れたことがあり、滯在は數(shù)カ月だけだったが臺灣に非常に良い印象を持ち、中國本土に戻った後も親戚や友人に臺灣の素晴らしさをよく語っていた」などと一転して臺灣を稱賛する発言を行った。また、一部で出ている「（臺灣人夫との結(jié)婚は）偽裝結(jié)婚」という疑惑についても否定した。

劉さんは、移民署の職員が15日に直接文書を?qū)盲堡藖恧郡长趣蛎鳏?、?0日以內(nèi)に出國するよう命じられたことに対して非常に恐怖を感じている」と訴えた。また、退去を命じられたことで子どものための予定が完全に狂ってしまったとしたほか、子どもと引き離されるのは非常につらいとも吐露?！概_灣を離れるにしても潔白な狀態(tài)で去りたい」とし、引き続き「誤解」を解きたいとの考えを示したという。（翻訳?編集/北田）