浙江省、ドローンで都市の「空の目」を構築―中國

人民網日本語版    2025年3月19日(水) 22時30分

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浙江嘉興秀洲消防隊がドローンポートを導入してから初の実戦を行った。

火災警報が消防救援大隊指揮センターで鳴り響くと、火災現(xiàn)場から最寄りのドローンポートが直ちに動き出し、煙が立ち込める芝生の火災現(xiàn)場へと急行した。リアルタイムで伝送される映像を通じて、指揮センターの管制擔當者はサーマル畫像で火災狀況を把握?!钢苻xに隣接する建物なし、北側50メートルには自然の川があり、延焼の恐れなし、鎮(zhèn)火可能」との情報が即座に現(xiàn)場に向かう消防車隊に伝わった。中國新聞網が伝えた。

これはこのほど浙江嘉興秀洲消防隊がドローンポートを導入してから初の実戦だった。この「空と地上のスピード競爭」において、ドローンポートが芝生の火災警報を受けてから離陸し現(xiàn)場に駆けつけるまでに4分半かかったのに対し、専任消防隊が出動するまでに9分もかかった。浙江省嘉興市秀洲區(qū)消防救援局指揮センターの張康(ジャン?カン)氏は、「今回の行動で、ドローンポートはその優(yōu)れた機動性で反応速度が際立ち、後続の消防隊の正確な展開にリアルタイムの情報支援を提供した。従來の火災監(jiān)視手法と比べると、ドローンポートの情報伝達速度が消防隊に質的な飛躍をもたらしたことは間違いない」と説明した。

秀洲區(qū)の8カ所のドローンポートでは、こうした迅速な反応が常態(tài)化している。これらのドローンポートはスマートな見張り番のように工場密集エリア、住宅火災のハイリスクゾーン、人が密集する場所などの消防重點エリアを警戒し、格納庫內のドローンは常に待機狀態(tài)にある。秀洲區(qū)政務航空システムが2024年12月に完成して以來、全域連攜のドローン緊急対応體制を構築した。

8カ所のドローンポートは13日午後5時時點で、累計965回の巡回飛行を実施した。飛行時間は7911分、総飛行距離は2133.8キロメートル、早期警報記録は2819件にも達した。これらのデータの裏側には、都市安全に貢獻するドローンポートの強力なデジタル原動力がある。これらは都市の空の目のように常に都市の安全を監(jiān)視し、住民の安全な生活を支える堅固な防壁となっている。

嘉興國家ハイテク産業(yè)開発區(qū)(秀洲區(qū)高照街道)ドローンポート拠點では、この畫期的な技術の獨特な優(yōu)位性を目の當たりにした。自動化とスマート化の特徴を持つドローンポートは、緊急事態(tài)発生時に即座に事前設定地點からドローンを発進させることができる?,F(xiàn)場狀況に応じて飛行高度?角度?速度をリアルタイムで調整し、監(jiān)視の死角をなくすための全面的?多角度の動畫撮影を行う。出動指令を受けたドローンは、指揮センターが設定したルートに基づき直ちに火災現(xiàn)場に駆けつけ、火災狀況をリアルタイムで地上に伝送する。

張氏は「指令を受ければドローンは自動で離陸し、ドローンポートに帰還し充電を行い、次の出動に備える」と述べた。

ドローンポートの応用シーンは現(xiàn)在、公安や消防から全域緊急対応に広がっている。都市監(jiān)督管理の面では工事現(xiàn)場の土砂崩れや粉塵などの監(jiān)視に用いられ、関係當局に法執(zhí)行のためのタイムリーで正確な根拠を提供する。(提供/人民網日本語版?編集/YF)

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