2025年3月23日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは中國國務(wù)院が結(jié)婚登録に関する規(guī)定を緩和したことを報じた。

記事は中國メディアの報道として、國務(wù)院常務(wù)會議がこのほど「婚姻登録條例（改正草案）」を?qū)徸h?承認したと紹介。條例は民法典の関連規(guī)定を反映し、近年の「省をまたぐ結(jié)婚登録手続き」などの改革試験制度を正式な法律制度へと格上げするものになると伝えた。

そして、従來の結(jié)婚登録では原則として戸籍所在地で行う必要があり、21年から21の省?市で2回にわたる「省をまたぐ結(jié)婚登録」試験運用が実施され、広く受け入れられてきたと解説。今回の條例の改正により各省?市の取り組みが全國レベルへと格上げされ、今後は常住戸籍所在地に関係なく結(jié)婚登録が可能となるとした。

また、今回の條例改正について中國民政部が「人口の流動性の増加に対応し、結(jié)婚登録の利便性を高めるための措置」と説明していることを紹介。仏AFPが「婚姻登録手続きの簡素化には、若者の結(jié)婚を促し、出生率の向上を図る狙いがある」と分析していることを伝えた。

記事は、中國の結(jié)婚登録件數(shù)が14年以降9年連続でマイナスになるなど減少傾向が続いており、この10年で52．5％減少していると紹介。特に24年の登録件數(shù)は前年から20％の急減となり、過去最大の減少率を記録したと伝えた。（編集?翻訳/川尻）