中國で3月にユー?シューシン（虞書欣）とリン?イー（林一）主演のドラマ「噓、國王在冬眠」が配信され、大きな話題となった。どんなドラマなのか、見どころやあらすじ、登場人物を紹介する。

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原作は人気作家の小説

「噓、國王在冬眠」は中國の小説投稿サイト「晉江文學城」で多くの小説を発表している女性作家、青浼の同名小説を原作とするラブロマンスの現(xiàn)代劇で、「夢への情熱がまるで極寒のような厳しさの中で消えようとする時、どうすればもう一度心に火をともすことができるのか」をテーマとした感動を誘うストーリーとなっている。

「噓、國王在冬眠」のあらすじ

盜作のスキャンダルにより作家生命を絶たれて傷つき、自信を失ってしまった漫畫家の衛(wèi)枝（ユー?シューシン）は、スノーボード選手が空中を舞う動畫に引き込まれたのがきっかけでやる気を取り戻し、スノーボードを題材にした作品を描くことで再起を図ろうと考え、北山スキー場へ取材に訪れる。そこでけがと家庭の事情により引退を余儀なくされていた元プロスノーボーダーで現(xiàn)在はスキー場でコーチをしている?yún)g崇（リン?イー）と出會う。

衛(wèi)枝はスノーボードというスポーツを通じて、「転んでも再び立ち上がる」ことの本質(zhì)を悟っていく。衛(wèi)枝のめげない強さと情熱はやがて単崇に諦めかけた夢を思い起こさせ、単崇もまた現(xiàn)実の鎖から解き放たれ、逃避者から名譽のために戦う勇者へと成長していく。

傷をなめ合う師弟関係からソウルメイトへと、雪道で転ぶたびに助け合い変わっていく2人が見せる姿は「互いの成功こそ最良の愛情」だ。衛(wèi)枝がペンでスノーボードの美を描けば、単崇は金メダル獲得で情熱を証明する。2人の共鳴が奏でる氷と炎の青春賛歌は美しいフィナーレを迎えるのだろうか。

「噓、國王在冬眠」の主要人物

1．ユー?シューシン演じる衛(wèi)枝

元気が取りえの漫畫家で、夢を追う意志を貫く心の強さを持つ。衛(wèi)枝の存在が単崇の冷え切った心に再度火をつけることになる。

2．リン?イー演じる?yún)g崇

クールな元スノーボード選手のコーチで、身を隠しているゲレンデの王者。ヒロインの衛(wèi)枝が限界を突破するための案內(nèi)人を務(wù)めることになる。

3．フェイ?チーミン（費啓鳴）演じる老煙

衛(wèi)枝の親友で、物理的かつ精神的な支えとなる。ヒロインに転機となる仕事や精神的なサポートを與える存在。

4．ズン?カーニー（曽可妮）演じる姜南風

単崇と同じコーチに師事していた後輩の女性選手で、新世代のスノーボード選手。単崇が過去の傷に向き合うようになる存在。

5．シア?ハオラン（夏浩然）演じる戴鐸

スキー場の出資者で、ビジネスチャンスへの嗅覚が鋭い。夢と現(xiàn)実の橋渡し役を務(wù)める存在。

「噓、國王在冬眠」の見どころ

1．銀世界の美しさ

吉林省の北大湖スキー場や新疆ウイグル自治區(qū)アルタイ地區(qū)など8カ所でロケを敢行し、壁紙にしたいほど美しい銀世界の畫面を表現(xiàn)している。

2．専門家の監(jiān)修

アクションシーンにスノーボードの國際大會にも立ち會うプロの審判員の監(jiān)修が入っているほか、俳優(yōu)陣は基礎(chǔ)からスノーボードを?qū)Wび、高難度のテクニックにも挑戦している。

3．心を癒すテーマ

競技スポーツの情熱と都會人の心のつらさが巧みに融合し、情熱と愛情は歳月を超越するという価値観を伝えている。（翻訳?編集/原邦之）