人のジムが消えて、犬が鍛える時代?健康ブームはペットが主役―中國

邦人Navi    2025年4月2日(水) 7時30分

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ペット専用のジムが間もなく上海に登場する。ランニングマシンを駆ける犬の姿が大都市の新たな風物詩となるかもしれない。

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ペット専用のジムが間もなく上海に登場する。ランニングマシンを駆ける犬の姿が大都市の新たな風物詩となるかもしれない。健康の主役はもはや人間だけではない。

その他の寫真

ペットがジムに通う時代

「她経済」に続いて、このところ注目されているのが「它経済」という言葉だ。前者は女性の消費に基づく経済現(xiàn)象を指すのに対して、後者はペットのための品物やサービスの提供?購入に関連する?!弗讠氓去ē偿违擤`」と訳してよいだろう。

犬や貓に惜しみなくお金を投じ、消費を通してペット愛を表現(xiàn)するこの経済現(xiàn)象はとどまるところを知らない。

首輪からオーガニックの餌、美容サロン、果ては専用のホテルや葬儀に至る多様な分野を網(wǎng)羅する「它経済」の市場規(guī)模は、2025年に4500億元(約9兆円)に達すると予測されている。

愛犬向けフィットネスが開業(yè)へ

5月に上海?西岸中環(huán)エリアで開業(yè)予定の「GOGOGYM」もまた、その流れの延長線上に位置している。

犬専用の運動?健康空間というコンセプトで、施設內(nèi)には犬用のランニングマシンやドッグラン、さらには健康診斷エリアに至るまで、人間向けジム顔負けの設備が配置される。

ちなみにブランド名の「GOGO」は犬を意味する中國語の「狗狗」をかけ合わせている。


サービスも演出もぬかりなし

これまで健康と美容の市場をけん引してきたのは女性経済だったが、今や勢いがあるのはペット経済だ。

GOGOGYMでは、ペットの健康狀態(tài)をデータで管理し、個別の運動メニューを組んだり、専用アプリで日々の活動を記録したりと、まさにスマートペットライフを地で行っている。

愛犬と飼い主がペアで參加できる「バディートレーニング」から、AIによる動作分析、運動後のスムージーバー、インスタ映え必至の撮影コーナーまである。

フィットネス、ウェルネス、SNSという現(xiàn)代の3要素を完璧に組み合わせた空間演出が體現(xiàn)されていくという。

體重管理が國策に

中國國家衛(wèi)生健康委員會は24年を「體重管理年」とし、國家的な健康増進運動の推進に本腰を入れた。

もはや「太っているか、痩せすぎか」は各人がそれぞれ有する美意識の問題を超えて、國を挙げて取り組むテーマというわけだ。

そんなトレンドの下、日頃の散歩だけでは物足りず、愛犬の健康と體型のマネジメントに精力を注ぐ飼い主が増えていくのは想像に難くない。

昨今、「人向け」の大手フィットネスチェーンが次々と店舗を閉鎖している。

ペットと人間の共生スタイルをアップデートする試金石として、愛犬のためのジムが今後どのような発展を見ていくのか、熱い視線が注がれている。(提供/邦人Navi)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰屬します。

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