2014年10月2日、中國紙?新京報は、國慶節(jié)の天安門広場で1日、國旗掲揚の任務を果たした「國旗護衛(wèi)隊」に注目。その知られざる姿を紹介した。

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天安門広場で毎日、日の出と日の入りの時間に、國旗の掲揚と降納の式が行われている。その任務を擔う人民解放軍兵士の一糸亂れぬ動きを目當てに広場を訪れる観光客は多い。建國65周年を祝う今年の國慶節(jié)には、盛大な國旗掲式が行われるとあって、全國から12萬人の観光客が押し寄せた。

國旗掲揚式を行うのは「國旗護衛(wèi)隊」の隊員たち。1日には所屬隊員36人の他に、急きょ招集された護衛(wèi)隊経験を有するベテラン隊員が加わり、88人の大規(guī)模編成で執(zhí)り行われた。國旗護衛(wèi)隊の隊員は中國人民解放軍兵士のなかから選ばれたエリート集団だが、今回現(xiàn)役を退き、炊事部隊や衛(wèi)生部隊などに転屬されていた隊員たちにとって、約半月の訓練は想像を絶する苦しいものだった。

天安門城樓から天安門広場の國旗掲揚臺までの行進は、通常ならば138歩で行うと決められているが、今回88人という大規(guī)模編成により、歩數(shù)は106歩に変更された。さらに通常は1カ月半から2カ月かけて行う行進訓練が、わずか半月に縮小されたことから、隊員たちは夜4時間半の睡眠と晝寢の1時間半、食事の時間以外をすべて訓練に注いだ。

隊員たちの體力維持のため、1日5回の食事が提供され、1回の食費もこれまでの36元（約640円）から100元（約1700円）に増額。おかずも8品から12品に増やされ、牛肉メニューも毎日加えられた。隊員全員には新しい軍服も支給された。（翻訳?編集/本郷）