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4日、米男性ファッション誌「GQ」の臺(tái)灣版は人気アニメ「ダンダダン」に登場(chǎng)する都市伝説を解説した記事を掲載した。
2025年4月4日、米男性ファッション誌「GQ」の臺(tái)灣版は人気アニメ「ダンダダン」に登場(chǎng)する都市伝説を解説した記事を掲載した。
龍幸伸氏による漫畫(huà)が原作の人気アニメ「ダンダダン」の第2期が7月3日に放送を開(kāi)始することが決定した。物語(yǔ)は高校を舞臺(tái)に主人公の綾瀬桃と高倉(cāng)健が宇宙人や幽霊の存在に対する意見(jiàn)の違いから知り合い、宇宙人と幽霊を巻き込んだ怪奇現(xiàn)象に遭遇するところから始まる。霊媒師の家系に生まれた綾瀬は超能力を持つ。高倉(cāng)はオカルトに熱中するオタクだが、幽霊との遭遇を経て都市伝説の「ターボババア」に取りつかれ、強(qiáng)大な力を手に入れる。
記事は、「ターボババアは馬と並走する老婆の伝説として江戸時(shí)代にまでさかのぼることができる?,F(xiàn)代に至っては、いくつかの派生したバリエーションがあり、大きく三つの説が主流だ。一つ目は北海道での伝承であり、トンネル內(nèi)に現(xiàn)れてバイクのライダーを標(biāo)的にするというもの。二つ目は車(chē)のドライバーの注意をそらせて事故を誘発するといい、三つ目は車(chē)と速度を競(jìng)い、もし勝ってしまうと、翌日その車(chē)は鉄くずになるというものだ。『ダンダダン』におけるターボババアは単に速い存在ではない。登場(chǎng)時(shí)には恐ろしい怪物として描かれていたが、後に心霊スポットのトンネルに棲みついているのは生前に暴行を受けて殺害された少女たちの怨霊の『地縛霊』を鎮(zhèn)めるためであることが判明する。なお、このターボババアは他の作品にも登場(chǎng)しており、代表的な例としては『地獄先生ぬ~べ~』がある」と紹介した。
その上で、「前述のように、『ダンダダン』でトンネルに存在するのは暴行を受け殺害された少女たちの怨霊で、それらが「地縛霊」となって巨大なカニの形で出現(xiàn)する。作中の設(shè)定では、『死者は三途の川を渡るために沢ガニになる』と語(yǔ)られている?!喝兢未ā护趣先毡兢蝸徽hにおいて現(xiàn)世と冥界を分かつ川のことだが、『沢ガニになる』という內(nèi)容は一般的な民間伝承や文獻(xiàn)には見(jiàn)られない。これは作者がどこかで耳にしたマイナーな言い伝えか、あるいは完全な創(chuàng)作と考えられる。現(xiàn)実の民間信仰において『地縛霊』となる條件は多様で、自らの死を受け入れられなかったり、死を認(rèn)識(shí)していなかったりする亡者が、生前の土地や建物にとどまることが多い。特に戦爭(zhēng)、事故、災(zāi)害、自殺などの突発的な死を遂げた者や、恨みを抱いたまま死んだ者が地縛霊になりやすい。そうした霊は『死の自覚』を持つまでその場(chǎng)にとどまり続けるとされている」とした。
続けて、「トンネルは日本における都市伝説や心霊スポットの定番で、中でも特に有名なのが『犬鳴トンネル』だ。福岡県宮若市と糟屋郡久山町の間に位置し、犬鳴山周辺の山々を貫いている。1975年に『新犬鳴トンネル』が開(kāi)通した後、舊犬鳴トンネルは廃墟となった。その後、この舊トンネルは違法投棄や暴走族のたまり場(chǎng)として使われるようになり、88年には有名な焼殺事件が発生。さらに2000年には近隣の犬鳴ダムで遺體遺棄事件も起きている。これらの事件を背景に、舊犬鳴トンネルには多くの都市伝説が生まれた。最も有名なのは、舊犬鳴トンネルの先には『犬鳴村』という恐怖の村があるというもの。そこは數(shù)百年前から外界と斷絶して暮らしてきた村で、近親婚が続いた結(jié)果、住民は兇暴化しているとされているが、そのような村は地図に存在しないという」とした。
また、「『ダンダダン』に登場(chǎng)するアクロバティックさらさらは、背が高く、腰まで屆くさらさらとした長(zhǎng)髪と黒い目を持ち、壁を素早くよじ登ったり、屋根から屋根へ飛び移ったりと、俊敏な動(dòng)きを見(jiàn)せる存在だ。作者に涙を誘う過(guò)去を與えられたことで、非常に人気の高いキャラクターとなった。アクロバティックさらさらは生前、幼い娘を育てるシングルマザーだった。娘を養(yǎng)うためにさまざまな仕事を掛け持ちし、時(shí)には體を売ることさえしていた。しかし、娘が闇金に借金のカタとして連れ去られたことをきっかけに絶望し、無(wú)念のうちに自殺。その後、目的もなく記憶も曖昧な幽霊となり、自分を亡き母と勘違いした幼い白鳥(niǎo)愛(ài)羅(しらとりあいら)を娘と思い込み、妖怪と化して10年もの間、愛(ài)羅をつけまわす存在となったのだ」と説明した。
さらに、「セルポ星人にまつわる都市伝説を語(yǔ)るにあたって、1940年代末期の米國(guó)で起きた『ロズウェル事件』に觸れないわけにはいかない。當(dāng)時(shí)、米國(guó)では『モーグル計(jì)畫(huà)』という軍事プロジェクトが進(jìn)行していた。この計(jì)畫(huà)は高高度の気球に取り付けたマイクでソ連の核爆弾実験による音波を遠(yuǎn)距離から探知しようとするもの。しかし、この高高度気球が未確認(rèn)飛行物體(UFO)に衝突され、共に墜落したという伝説が生まれ、時(shí)を経てさまざまな説が広がった。さらには『プロジェクト?セルポ』という秘密計(jì)畫(huà)が存在し、政府が米國(guó)軍人を惑星セルポに送り込んだという話まで流布している?!亥昆螗昆昆蟆护沃肖钎互毳菪侨摔先珕Tが男性で構(gòu)成された種族として描かれている。個(gè)體數(shù)を増やすために複製技術(shù)を用い、失われた生殖機(jī)能を取り戻すために人間を襲う。また、すべてのサセルポ星人は同一の思考を維持しなければならず、思考の変化を見(jiàn)せた個(gè)體は『不良品』として扱われてしまう」と述べた。
それから、「フラットウッズ?モンスターとは、その名の通り米國(guó)のウェストバージニア州ブレクストン郡フラットウッズで52年に目撃された怪物で、身長(zhǎng)3メートルの宇宙人として知られている。地元の男性3人の目撃証言によると、それは丸く赤い顔を持ち、尖ったフードのようなフレームに囲まれていて、スペードのエースのような形の頭に、小さくかぎ爪のような手を持っていた。また、體には衣服のようなひだがあったという。このフラットウッズ?モンスターはすぐにメディアを通じて全米に広まり、都市伝説となった。『ダンダダン』では、桃が誤って結(jié)界の札を破ってしまったことで出現(xiàn)し、その姿はなぜか力士のように変貌している」と紹介した。
このほか、「ドーバーデーモンは米マサチューセッツ州ドーバーで目撃された類(lèi)人型の謎の生物だ。懐疑論者の間では、この存在は実際には鹿や牛の子どもであった可能性が高いとされている。『ダンダダン』でこのドーバーデーモンはシャコ星人として描かれている。種族不明の戦闘型宇宙人として設(shè)定されており、筋骨隆々で、ボクサーのような姿をしている。さらに、この宇宙人はセルポ星人の手によって強(qiáng)化戦闘形態(tài)へと改造されており、その拳は非常に強(qiáng)力で、水中においてはその威力が十倍に増す。ただし水中戦では頻繁な呼吸の必要があるという弱點(diǎn)を持っている」と説明した。
そして、「『ダンダダン』では、ネッシーもまたセルポ星人によって雇われた殺し屋として登場(chǎng)するが、敵味方関係なく無(wú)差別に攻撃してしまう設(shè)定となっている。ネッシーはスコットランドのネス湖に生息しているとされる謎の生物で、その姿は古代のプレシオサウルスに似たものとして語(yǔ)られてきた。ネッシーに関する最古の記録は西暦565年に修道士?アドムナンが記した『聖コロンバの生涯』にあり、ネス湖のほとりで地元の若者が『水の怪物』に襲われて死亡したと記されている。そして1933年、ついにネッシーの姿を捉えた最初の寫(xiě)真が撮影され、英國(guó)のタブロイド紙デイリー?エクスプレスによって大々的に報(bào)道された」と言及した。(翻訳?編集/巖田)
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