パリ五輪の女子バドミントン?ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽(yáng)の訴えが、中國(guó)のSNS上でも話題になっている。

8日から中國(guó)?浙江省寧波市で開(kāi)催されるアジア選手権に出場(chǎng)予定の志田は同日、自身のインスタグラムアカウントのストーリーズに中國(guó)語(yǔ)で次のような文章を投稿した。

「皆さん、いつも応援していただきありがとうございます。ファンの皆さんにお願(yuàn)いがあります。私たちは中國(guó)で試合をするたびにストーカー被害に遭っていて、もう1年半続いています。最近ではとても気持ちが悪く、恐怖を感じるほどです。すべてのファンがこうではないことも分かっていますし、私も中國(guó)が大好きで、応援してくれるすべてのファンに感謝しています。今すぐに、ストーカーやそれに類する行為をやめてください。このような狀況が続いた場(chǎng)合、何らかの対応をします。最後に、皆さんには視線を私たちの私生活ではなくコートに向けていただきたいと思います。改めて、皆さんに感謝します」

この投稿を取り上げた中國(guó)メディアの潮新聞は「かわいらしく甘いルックスとコート上での粘り強(qiáng)いプレースタイル、さらには中國(guó)選手と仲が良いこともあり、志田千陽(yáng)は中國(guó)のファンの間でも人気が高い選手だ」と説明?！钢袊?guó)で試合に出場(chǎng)するたびにファンの注目が集まる存在となっているが、（中國(guó)で）過(guò)熱する『ファンサークル文化』の悪しき習(xí)慣が彼女の悩みになってしまったようだ」と伝えた。

中國(guó)のスポーツ界では近年、ファンが好きな選手へのストーカー行為を行なったり、好きな選手とライバル関係にある別の選手を誹謗（ひぼう）中傷したりといった「ファンサークル」問(wèn)題が物議を醸している。今月6日には、パリ五輪女子ダブルス金メダリストの中國(guó)の賈一凡（ジャー?イーファン）もSNSアカウントで「理性的な応援をお願(yuàn)いします」「選手にはボディーガードも荷物を持ってくれる人もいません。安全な距離を保ってください」などと呼び掛けていた。

今回の志田の訴えについて、中國(guó)のネットユーザーからは「うわ。ファンサークルは怖すぎる」「文章は中國(guó)語(yǔ)で発表された。本當(dāng)に恥ずかしい」「本當(dāng)に志田が好きな人は彼女が怖がっていることは分かっている。彼女を追いかけたり、至近距離でカメラを向けたりしないでほしい」「特に2023年の深センでの試合は大勢(shì)の男が距離感なく近づいていた。1年半もこんな狀況とは本當(dāng)に恥ずかしい」「恥さらし野郎ども」「一部の変態(tài)が中國(guó)ファンに恥をかかせた」「もう警察に通報(bào)した方がいいよ。本當(dāng)に恥だ」といった聲が上がっている。（翻訳?編集/北田）