高級(jí)日本料理店の數(shù)は中華料理を凌駕、ただし価格は「バカ高」―中國(guó)メディア

Record China    2025年4月20日(日) 18時(shí)0分

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中國(guó)では日本料理店が大いに増えた。高級(jí)店の場(chǎng)合には普及度が中華料理店をも上回る狀態(tài)だ。一方で、日本料理店は他の外國(guó)料理と比べても高価で、その高価さの理由がよく分からないという特徴もある。

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中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)はこのほど、高級(jí)店を中心に中國(guó)國(guó)內(nèi)での日本料理店の普及を紹介する記事を発表した。高級(jí)店の場(chǎng)合、日本料理店の普及度は中華料理店をも上回る。ただし、日本料理店では一人當(dāng)たりの消費(fèi)金額が極めて高い。記事はまた、高級(jí)日本料理店の価格の高さの理由はよく分からないと主張した。

その他の寫真

中國(guó)で日本料理店が本格的に増えたのは1990年代だった?,F(xiàn)在は商業(yè)施設(shè)やオフィスビルなどでも回転ずしや牛丼などの比較的庶民的な日本料理店が普通に見られるようになった。夜になれば居酒屋の燈りが次々と燈り、焼き鳥、焼き肉、清酒が食卓に並ぶ。

しかし価格面で見れば、庶民的な日本料理店も、食事を安価に提供しているとは言えない。例えばラーメン1杯は50元(約974円)程度以上で、壽司は安いものでも2貫で10元(約195円)だ。

それでも、日本料理店は急速に増えてきた?!溉毡玖侠恁匹触戛`発展報(bào)告2025」によれば、2025年3月時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)全國(guó)の日本料理店數(shù)はすでに5萬4000店を突破している。また、日本料理は中國(guó)の都市の93.3%に存在する。韓國(guó)料理店が91.4%、東南アジア料理店が63%であることと比較しみれば、日本料理店はアジア料理店の中でも特に多いことが分かる

日本料理については、高級(jí)店の増加も目立つ。中國(guó)の主要都市にある高級(jí)飲食店のうち、日本料理店が占める割合は平均で39%にも上る。この割合は中國(guó)料理店の34%をも上回り、他の種類の料理店の割合をはるかに凌駕する。日本の高級(jí)料理店が特に多いのは、高級(jí)料理店に占める割合が53%の香港と39%の上海だ。また一人當(dāng)たりの消費(fèi)金額が上位15位までの料理店中、浙江省杭州市では12軒、四川省成都市では10軒、北京市と広東省深セン市では9軒が日本料理店だった。

日本料理店の増加の背景には、中國(guó)人の「料理観」も関係している。中國(guó)では、高級(jí)な食材はシンプルな調(diào)理でこそ真価を発揮すると考えられており、日本料理はこの価値観に合致している。上海の高級(jí)中華料理店の中では、広東料理店が34%で、江蘇?浙江料理は32%だ。いずれも、素材のも持ち味を重視したあっさりとした料理であり、素材重視という「日本料理」の特徴と同様な理屈で、広東料理や江蘇?浙江料理が評(píng)価されていると考えられる。

日本料理はまた、中國(guó)文化の影響も受けている。まず、箸を利用する。また、現(xiàn)在の中國(guó)料理は大皿で供せられて、食べる人がそれぞれ、自分の小皿に取り分ける。日本料理は、一人分の料理がそれぞれ別の皿に盛られて出される。この方法は、中國(guó)の唐代の食べ方と同じだ。日本料理はさらに、西洋料理の前菜?主菜?主食?デザートという配膳順序も取り入れている。この方は食べ方は、一種の儀式のような感覚も與える。

一方で日本料理は他の料理と比べて高価だ。高級(jí)料理店の場(chǎng)合、客一人當(dāng)たりの消費(fèi)金額が日本料理店では322.4元(約6280円)、西洋料理では187.4元(約3650円)、韓國(guó)料理は122.3元(約2380円)、東南アジア料理は120.6元(約2350円)だ。中國(guó)人ネットユーザーからは日本料理の価格について「どの外國(guó)料理も高い。日常食ではないのだから、大げさに騒ぐことはない」との聲も出ているが、同じ外國(guó)料理でも日本料理の価格はとりわけ高い。

高級(jí)日本料理店には、店內(nèi)の雰囲気を重視する特徴もある。店の扉を開ければ、まるで東京の街角にある靜かな空間に足を踏み入れたかのような錯(cuò)覚に陥る。日本語が書かれた暖簾をくぐると、木製のテーブルや椅子、柔らかな黃色の照明が調(diào)和し、簡(jiǎn)素で和風(fēng)な雰囲気が漂う。オープンキッチンの前には竹のすだれが垂れ、禪の趣と現(xiàn)代的な感覚が融合している。

このように、高級(jí)日本料理店は店內(nèi)の様子でも、高級(jí)感を巧みに演出しているが、客が、使われる食材が本當(dāng)に高級(jí)であるかどうかを確認(rèn)できない面もある。店側(cè)が食材費(fèi)にどれだけかけているかも不明だ。日本料理の代表的食材の一つとされる北寄貝について調(diào)べたところ、中國(guó)で上質(zhì)の食材を扱うことで知られる清水というブランドの北寄貝1キロ入りの商品の価格は255元(約5000円)で、北寄貝1切れ當(dāng)たりの価格は1.59元(約31円)程度の計(jì)算になると分かった。高級(jí)日本料理店で提供される価格の10分の1程度だ??亭井?dāng)に高級(jí)食材に対して料金を支払っているのか、よく分からなくなる。

日本料理店の「費(fèi)用対効果」が分かりにくい象徴の一つが、高級(jí)料理店で見られる「おまかせコース」だ。その日に供する料理は調(diào)理人がすべて決める方式で、中國(guó)では多くの場(chǎng)合、カウンター式のテーブルを採(cǎi)用している。カウンターの向こう側(cè)で、中國(guó)語が話せない年配の「壽司の神様」や「焼き鳥の仙人」といった風(fēng)情の調(diào)理人が仕事をする。客側(cè)は調(diào)理の過程を自分の目で見て、解説を聞きつつ料理を楽しむ。

1人當(dāng)たりの消費(fèi)金額は1000元(約1萬9000円)以上にも達(dá)する。客が「驚きの美味」を堪能する場(chǎng)合もあれば、満たされぬ思いのままで店を後にする場(chǎng)合もあるというのが現(xiàn)狀だ。(翻訳?編集/如月隼人

資料寫真

※記事中の中國(guó)をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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