第42回濰坊國際凧揚げ大會ならびに2025濰坊たこ揚げカーニバルが4月19日、山東省濰坊市の世界凧公園で開幕し、世界51カ國?地域から集まった2000枚以上のたこが青い空と白い雲(yún)の下でその美しさを競い合った。人民日報が伝えた。

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たこ揚げ大會は世界のたこ揚げ愛好家の祭典であるだけでなく、経済成長を押し上げる存在にもなっている。高速鉄道の特別列車「濰坊凧號」の運行開始と事前の宣伝により、このイベントの影響力が大幅に拡大した。SNSではネットユーザーから「濰坊の空がさらに高くなった」などの聲が上がる中、會場はネットをさらに上回る熱気に包まれた。

イベント會場の五つのテーマ消費展示エリアはどこも黒山の人だかりとなった。飲食エリアでは膠東地區(qū)の大餑餑（小麥粉で作ったいろいろな形のまんじゅう類）や周村焼餅（山東省周村の薄焼き小麥粉煎餅）の香りが漂い、煎餅作り體験のコーナーには観光客の行列ができていた。文化娯楽エリアでは無形文化遺産の香雲(yún)沙（伝統(tǒng)的な染料で染色された絹織物）のバッグ作りや手描きたこの製作體験が注目を集めた。スマート?ヘルスケア機(jī)器と観光?滯在プログラムに関する相談ブースには多くの高齢者が集まった。

「空ではたこを揚げ、地上では消費をする」をスローガンに、山東省はたこ揚げ大會という場を活用し、文化?観光産業(yè)、スポーツイベント経済、健康消費と結(jié)び付け、サービス消費シーズンイベントも同時開催した。複數(shù)の企業(yè)がそれぞれの特色ある製品を攜えて會場に集結(jié)し、一連の優(yōu)遇措置を打ち出した。

濰坊市文化?観光局の関係責(zé)任者は、「當(dāng)市ではたこ文化を文化観光産業(yè)チェーンに組み込み、ドライブルート『斉魯天路』でのドライブ旅行や雲(yún)崗石窟の蕓術(shù)特別展示會といった特色あるイベントを企畫した。データを見ると、イベント初日に周辺のホテルの予約件數(shù)は前年同期比120％と急増し、飲食店の売上高は平均で同65％増加した」と話した。

たこ関連産業(yè)の年間生産額は20億元（約400億円）を超え、市全體で10萬人の雇用を創(chuàng)出した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）