2025年4月23日、中國メディアの新京報(bào)は、越境ネットワーク詐欺犯罪が多発しているミャンマーで、逮捕された中國人容疑者920人余りの身柄が中國側(cè)に引き渡されたと報(bào)じた。

記事は、中國公安部がネットワーク詐欺犯罪をめぐりミャンマーとの間で取り締まり協(xié)力を強(qiáng)化する中、ミャンマー當(dāng)局が同國シャン州南部のタンヤンやモンシューなどで中國人の詐欺犯罪容疑者920人余りを逮捕し、雲(yún)南省シーサンパンナの打洛（ダーロー）出入國管理所を通じて中國側(cè)に引き渡されたと紹介した。

そして、ミャンマー北部における中國人関與の電信詐欺犯罪を?qū)澫螭趣筏刻貏e対策が進(jìn)む中、両國の取り締まり協(xié)力によってこれまでに中國國籍の詐欺容疑者5萬5000人以上を逮捕し、ミャンマー北部の詐欺犯罪集団は甚大な打撃を受けていたとする一方、一部の詐欺関係者が奧地に移動(dòng)して潛伏し、新たな拠點(diǎn)を築いて再び中國國民を標(biāo)的とした越境詐欺犯罪を継続していたと解説。そこでミャンマー當(dāng)局が3月下旬より複數(shù)回にわたり集中的な取り締まりを行い、潛伏していた中國人容疑者を次々逮捕するとともに、パソコンや攜帯電話、銀行カード、詐欺マニュアルなど犯行に用いたと見られる多數(shù)の物品を押収するに至ったと伝えた。

記事は、今回の身柄引き渡しが両國によるネット詐欺取り締まり協(xié)力の新たな成果だとした上で、中國公安部の関係者が「今後も連攜を強(qiáng)化し、容疑者を徹底的に追跡?摘発し、詐欺拠點(diǎn)を根絶し、犯罪者を厳しく処罰していく。海外は法の及ばない場所ではない。甘い見通しを捨てて、一刻も早く帰國し、自首して寛大な処分を求めるべきだ」と強(qiáng)く警告したことを伝えている。（編集?翻訳/川尻）