中國に甘くウクライナには厳しいトランプ外交―仏メディア

Record China    2025年4月25日(金) 7時30分

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23日、RFIは中國に対して態(tài)度を軟化させたトランプ米大統(tǒng)領がウクライナに対してはより強硬な姿勢を見せたと報じた。

2025年4月23日、仏國際放送局RFI(ラジオ?フランス?アンテルナショナル)の中國語版サイトは、中國に対して態(tài)度を軟化させたトランプ米大統(tǒng)領がウクライナに対してはより強硬な姿勢を見せたと報じた。

記事は、トランプ大統(tǒng)領が23日にウクライナのゼレンスキー大統(tǒng)領がクリミアのロシア帰屬を正式に認めない姿勢について「ロシアとの和平交渉を妨害している」と非難するとともに、クリミアはオバマ政権時代にすでに「失われた」として、ウクライナは「和平か國土喪失かの選択肢しかない」と述べたことを紹介した。

一方、ゼレンスキー大統(tǒng)領は完全停戦後にロシアとの2國間交渉を開始する用意があるとしつつも、ロシアが直接交渉を望んでいないとの認識を示しているほか、米ロ間の交渉が秘密交渉になることを懸念しており、ウクライナに必要な情報の開示を求めていると伝えた。

また、ロシアについては、20日にプーチン大統(tǒng)領が提案したイースター(復活祭)に合わせた30時間の停戦協(xié)定に反して約3000回に及ぶ攻撃を行ったほか、22日夜から23日未明にかけてキーウ州やハルキウ州などウクライナの複數(shù)の州で夜間攻撃を仕掛け、23日朝には同國東部、南部、中部の民間インフラを標的としたドローンなどによる攻撃を開始したことを報じた。

さらに、プーチン大統(tǒng)領は21日にゼレンスキー大統(tǒng)領が提案した「30日間の民間インフラ攻撃停止」の要請を「さらに検討が必要」と述べて拒否するとともに、ウクライナとの2國間協(xié)議を行うことを提案し、クリミアのロシア帰屬承認やウクライナの北大西洋條約機構(NATO)加盟禁止といった要求を見返りとして、前線での停戦とドネツク、ルハンスク、ヘルソン、ザポリージャの一部に対する主張を放棄する可能性を示唆したと伝えた。

記事は、歐米の當局者が23日に英ロンドンで行う予定だった和平交渉と戦爭終結に向けた協(xié)議について、ルビオ米國務長官が直前に欠席を表明したことにより各國の外相も出席を見合わせる「格下げ協(xié)議」となったことを紹介。歐州の當局者からは「プーチンが見せかけの譲歩を行い、トランプ政権にロシアのその他の要求を受け入れさせ、ウクライナには既成事実を受け入れさせようとしている可能性がある」など、トランプ大統(tǒng)領の「勝利宣言」のためにウクライナが何らかの立場を放棄する強い圧力に曬されているとの見方が出ていることを伝えた。(編集?翻訳/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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