2014年10月9日、香港のジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督が、「レッドクリフ」から5年ぶり、今年12月公開の最新作「THE CROSSING」（中國(guó)語(yǔ)タイトル：太平輪）について語(yǔ)った。新浪が伝えた。

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ジョン?ウー監(jiān)督の最新作で、「中國(guó)版タイタニック」こと「THE CROSSING」の前編が、中國(guó)で12月2日に封切りを迎える。女優(yōu)チャン?ツィイー（章子怡）や長(zhǎng)澤まさみ、ソン?ヘギョをはじめ、俳優(yōu)陣ではホアン?シャオミン（黃暁明）や金城武と、日中臺(tái)韓の人気スターが出演することでも話題だ。

「THE CROSSING」は、1949年に起きた大型旅客船?太平輪號(hào)の事故をベースに、3組のカップルの運(yùn)命を描いている。「中國(guó)版タイタニック」と呼ばれることについてウー監(jiān)督は、「船の事故と悲戀を描くという點(diǎn)は共通しているが、それに特化したものではない。戀愛だけでなく時(shí)代背景や世情など、さまざまな要素を盛り込んでいる」と答えている。

太平輪號(hào)を所有していた上海中聯(lián)輪船公司は、臺(tái)灣の人気司會(huì)者ツァイ?カンヨン（蔡康永）の父親が経営していたことで知られる。乗客には當(dāng)時(shí)の富裕層が多く、乗客名簿も存在しているため、犠牲者の詳細(xì)まで明らかになっている。このため、映畫に登場(chǎng)する3組のカップルについて、モデルがいるのでは？とも言われる。

ウー監(jiān)督はこれについて、「あくまで映畫。ドキュメンタリーではない」と否定。その人物像を參考にした乗客は確かに存在するが、「人物や肩書き、その運(yùn)命が完全に一致するわけではない」と話している。

「レッドクリフ」は長(zhǎng)編になったため2部構(gòu)成で上映された?！窽HE CROSSING」も同じく前後編の2部仕立てとなっている。物語(yǔ)の主軸になる3組のカップルのエピソードについて、「3部作にできるほど」と語(yǔ)ったウー監(jiān)督。1作の予定だった「レッドクリフ」とは違い、もともと2部構(gòu)成を想定して制作したものだという。（翻訳?編集/Mathilda）