2014年10月7日、英紙フィナンシャル?タイムズは、中國で國內(nèi)の大學(xué)の卒業(yè)証書に対する魅力が失われた理由について報(bào)じた。9日付で參考消息（電子版）が伝えた。

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中國では近年、中國國內(nèi)の大學(xué)卒という學(xué)歴が魅力を失っており、數(shù)十萬の家庭が國內(nèi)での大學(xué)進(jìn)學(xué)を選ばず、子供を海外へ送り出している。こうした現(xiàn)象は、年を追うごとに勢いを増しており、米國では現(xiàn)在、外國人留學(xué)生の3分の1を中國人が占める（28萬7000人）までに至っている。

中國の教育専門家は、その理由として「過度の管理化や低レベルな教育方法、腐敗、學(xué)問の自由の欠如」などを挙げる。

中國は、かつて世界で最も先進(jìn)的な教育制度を備えていた。1970年代末に大學(xué)制度が正常に回復(fù)し、學(xué)生を再募集し始めた頃は、當(dāng)時(shí)の人口10億人に対し、年間わずか25萬人しか大學(xué)に進(jìn)學(xué)できなかった。その後、募集人數(shù)が急増。2012年の大學(xué)卒業(yè)生は約700萬人に達(dá)し、大學(xué)入試に參加した學(xué)生の4分の3が入學(xué)できる狀態(tài)へと変わった。

もちろん、これらの數(shù)値がすべてを代表しているわけではない。専門家は「國內(nèi)の大學(xué)教育システムからは創(chuàng)造性を備えた人物が育っていない」と批判する。

政府もこうした問題を意識し、2010年から10年間に及ぶ大學(xué)システムと大學(xué)入試制度の改革計(jì)畫の実行に著手している。だが、スケジュールがすでに中間地點(diǎn)に近づいているにもかかわらず、専門家によると、その成果は多くないという。旅行などを通じて海外の教育システムに觸れる機(jī)會が多くなった中國人家庭の多くが、現(xiàn)狀のシステムに満足しなくなってきているためだ。

21世紀(jì)教育研究院の熊丙奇（ション?ビンチー）副院長は「中國の高等教育の問題は、大學(xué)が政府によって過度に管理され、自治権がないことにある」とした上で、「その結(jié)果、すべての大學(xué)が一律化され、注目を集めるのは教育の質(zhì)ではなく、規(guī)模になっている」と指摘する。

改革計(jì)畫では、大學(xué)の管理権を中央政府から地方へ移し、その後、各大學(xué)へ引き渡すことになっている。また、大學(xué)に対しても、學(xué)生に対する選抜権などより多くの自主権を持たせ、大學(xué)入試制度を緩和していく計(jì)畫だ。

だが一方で、中國人民大學(xué)で昨年末、學(xué)生募集に関連し関係者が逮捕される事件が発生するなど、新たな問題を引き起こす結(jié)果も招いている。

2007年に新設(shè)された「深せん南方科技大學(xué)」は大學(xué)入試制度を介さずに學(xué)生募集を開始した。だが、數(shù)年後には大學(xué)入試の得點(diǎn)を?qū)W生選抜の主要な基準(zhǔn)とせざるを得なくなってしまった。

結(jié)局のところ、改革計(jì)畫は壯大な意気込みで始められたが、真に実行できるものはごく限られた一部分でしかない。（翻訳?編集/HA）