2014年10月13日、米ウォール?ストリート?ジャーナル（電子版）は、中國各地で頻発する住民によるバス停標(biāo)識の無斷移動について報(bào)じた。15日付で參考消息（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

中國河南省のある農(nóng)村は、中國のこの「嫌悪感を覚えさせる現(xiàn)象」の新たな犠牲者となった。

ある商店経営者は客足を増やすため、またある市民はバス停まで歩く距離を縮めるため、標(biāo)識を勝手に移動し、自分の手で「問題」を解決している。

路線バス運(yùn)転手は「村民の勝手な行動を終日監(jiān)視するのは不可能だ。打つ手はない」と嘆く。

こうした悪習(xí)が中國各地でどの程度起きているのか知る手立てはない。だが河南省の路線バス會社には毎年、市民からの苦情が寄せられている。標(biāo)識の無斷移動を禁止する規(guī)定はないという。

山東省では、高齢者4人がバス停の標(biāo)識を自分たちが暮らす団地の近くへと移動したのを他の住民に目撃された。安徽省でも、標(biāo)識の移動をめぐり、隣接する団地の住民同士で爭いとなった。

中國政府は高速鉄道や地下鉄の建設(shè)に巨費(fèi)を投じている。だが13億人の大多數(shù)にとって、路線バスは主要な交通機(jī)関なのだ。（翻訳?編集/NY）