2014年10月17日、日本の総合スーパー?イトーヨーカ堂の中國(guó)法人?華堂商場(chǎng)が運(yùn)営するヨーカ堂北京西直門店が12月1日に閉店することが今月16日明らかとなった。2005年に開(kāi)店した西直門店はこれまでの経営構(gòu)造をうち破り、2萬(wàn)平方メートル近い売り場(chǎng)面積の約半分が服飾品に當(dāng)てられ、當(dāng)時(shí)は北京のヨーカ堂の中で最もグレードが高い店舗という位置づけだった。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

華堂商場(chǎng)の関連部門の責(zé)任者は、「西直門店の閉店は連年の損失が原因だ。西直門エリアは土地使用料が高く、労働力コストも上昇が続き、開(kāi)店から現(xiàn)在に至るまで運(yùn)営コストが非常に高くついている上に、小売産業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)の激化が加わって、支出が収入を上回る狀態(tài)が続いていた」と話す。

北京市でヨーカ堂の店舗が閉店するのは、今年になってこれが3店舗目だ。4月には北京望京店が閉店し、8月には北苑店が閉店。昨年にも王府井ヨーカ堂北京勁松店が閉店している。閉店の理由は長(zhǎng)期にわたる損失だ。同責(zé)任者は、「西直門店が閉店すると、華堂商場(chǎng)の北京にある店舗數(shù)は6つになる。この6店舗は利益を上げている」と話す。

▼ネット通販の影、経営に困難

北京志起未來(lái)営銷諮詢集団の李志起（リー?ジーチー）董事長(zhǎng)（會(huì)長(zhǎng)）は、「総合スーパーが閉店ラッシュに陥ったのには共通の原因と個(gè)別の原因がある。共通點(diǎn)をみると、ネット通販が伝統(tǒng)的な総合スーパーにダメージを與え、消費(fèi)者の分化がますます進(jìn)み、総合スーパーの來(lái)店者數(shù)が減少を続けていることが挙げられる。個(gè)別點(diǎn)をみると、総合スーパーという業(yè)態(tài)の競(jìng)爭(zhēng)力が低下し、消費(fèi)體験という點(diǎn)ではショッピングセンターにかなわず、利便性という點(diǎn)ではコンビニエンスストアにかなわず、すき間に追いやられる羽目になったことが挙げられる」と話す。

また李董事長(zhǎng)は、「華堂商場(chǎng)についていえば、閉店は同社自身の原因によるものだ。華堂商場(chǎng)は1990年代に中國(guó)に進(jìn)出し、経営では日本式のやり方を堅(jiān)持し、商品の調(diào)達(dá)では自社ブランドを重視して直接調(diào)達(dá)する商品が多かったため、総合スーパーで喜ばれる大手ブランドや人気ブランドが少なかった。これが若い消費(fèi)者にそれほど浸透しなかった原因の一つだ」と話す。

▼百貨店業(yè)にはモデル転換が必要

ここ數(shù)年來(lái)、総合スーパーの閉鎖が相次ぎ、北京市市場(chǎng)だけでも昨年は王府井ヨーカ堂勁松店、貴友大廈方荘店、三利百貨などが閉店した。小売産業(yè)関連サイトの聯(lián)商網(wǎng)がまとめた統(tǒng)計(jì)によると、今年は上半期だけで総合スーパー12店舗が閉店したという。

総合スーパーはこれからどうなるのだろうか。業(yè)界では、総合型ショッピングセンター化と専門店化と2つの方向性があるとされている。北京工商大學(xué)貿(mào)易経済研究所の洪濤（ホン?タオ）所長(zhǎng)は、「規(guī)模が大きい総合スーパーはレジャー、娯楽、教育などの機(jī)能を付加することができる。規(guī)模が小さい総合スーパーは特定分野の商品やサービスに経営を絞り込んで、特色を出す必要がある」と話す。

ヨーカ堂もモデル転換を模索している。前出の責(zé)任者は、「昨年に（広東省深セン市の）世貿(mào)百貨の地下1階に『食品館』をオープンし、高級(jí)輸入食品スーパーを試験的にうち出してみたところ、まずまずの売上だ。このパターンが成功すれば、會(huì)社もこれから『食品館』モデルに力を入れることを考えるようになる」と話す。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/人民網(wǎng)?編集/武藤）