2014年10月23日、これから3日間続けて、北京市の気象條件はますます大気汚染物質(zhì)の拡散に不利な傾向が強(qiáng)まり、大気の質(zhì)は5級(jí)（重度の汚染）レベルが続くと予想される。この期間、北京?天津?河北エリアは、中度の煙霧、所によっては重度の煙霧に包まれ、夜間には霧が発生する見通し。だが、幸いなことに、週末の日曜の明け方以降、同市の深刻な大気汚染は急速に改善されると見られる。北京?天津?河北エリアの霧や煙霧の天気は、北から始まり南に向かい、次第に収束する。來週1週間は、北京では好天が続き、再び重度汚染に見舞われることはない模様だ。北京青年報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

最新の気象統(tǒng)計(jì)による分析の結(jié)果、23日から25日晝にかけて、北京?天津?河北エリアでは、地表面の風(fēng)速は弱く、大気は安定した狀態(tài)で、気象條件は、汚染物質(zhì)の拡散にますます不利な方向に向かうことが予想される。さらに、南寄りの風(fēng)が吹き、河北省西南部に位置する太行山の前に蓄積した汚染物質(zhì)が、河北省中部と北京エリアに流れ込み、深刻な汚染地域がだんだんと北に広がり、汚染範(fàn)囲が拡大する見込み。

22日夜、北京市の大気の質(zhì)は、4級(jí)（中程度の汚染）レベルに達(dá)した。今日から土曜日にかけて、北京では重度の汚染が続き、霧や煙霧も発生する見込み。市気象臺(tái)は、北京?天津?河北エリアでは、中程度の煙霧、所によっては重度の煙霧、夜間には霧が発生すると予想している。特に、24日と25日の2日間は、大気中の濕度がぐんと上がり、朝は大気の透明度と可視度が低くなるため、外出時(shí)には交通安全を心がける必要がある。このような大気の質(zhì)が見込まれることから、高齢者や心肺の持病がある人は、室內(nèi)にとどまり、屋外での活動(dòng)を極力控えた方が良い。また、一般市民は、屋外スポーツを避けることが望ましい。

北京環(huán)境保護(hù)モニタリングセンターが取りまとめた最新予想によると、26日明け方以降、北京市には東北寄りの風(fēng)が入り込む見通し。今回の寒気団はかなり強(qiáng)いと予想されることから、重度の汚染狀態(tài)は迅速に緩和される。北京?天津?河北エリアの霧や煙霧の天気も、北から始まり南に向かって、次第に収束すると予想される。26日晝には、大気の質(zhì)は2級(jí)（良好）レベルまで改善されるが、気溫も低下する見込み。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）