Record China 2014年10月27日(月) 8時49分
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23日、「今年は、東風(fēng)日産にとっては『不作の年』」。東風(fēng)日産乗用車公司の任勇(レン?ヨン)副総経理は東風(fēng)日産大連工場の記者會見で率直な感想をもらした。寫真は北京。
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2014年10月23日、「今年は、東風(fēng)日産にとっては『不作の年』」。東風(fēng)日産乗用車公司の任勇(レン?ヨン)副総経理は東風(fēng)日産大連工場の記者會見で率直な感想をもらした。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。
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任勇氏のこの感想は、中國に展開する日系自動車メーカーの心境を端的に表したものと言える。日産や本田は中國での販売臺數(shù)をいずれも減少させている。販売臺數(shù)減少は本田が23%、日産が20%に達(dá)している。
英ロイター社の報道によると、日産自動車の中國の販売臺數(shù)は9月、前年同月比20%減の9.37萬臺にまで落ち込んだ。日産はこれについて、乗用車分野での競爭が激化しているためとしている。日産の中國での販売臺數(shù)は今年7月には同12.3%減、8月には0.7%減だった。
ホンダの狀況はさらに苦しい。日本メディアの報道によると、中國での新車販売臺數(shù)は9月、前年同期比23.1%減の5萬6900臺に落ち込んだ。主力車種のアコードとSUVのCR-Vの売り上げも振るわなかった。
販売臺數(shù)減少で、各メーカーは目標(biāo)達(dá)成の自信を失っている。將來の不利な局面に備えるために予想販売臺數(shù)を減らすメーカーもある。4年連続で既定の販売目標(biāo)を達(dá)成できない可能性が出てきた一汽豊田は、販売目標(biāo)の見直しに踏み切った。
日系メーカーのほとんどが今年、中國で不調(diào)に陥っているのは疑いようのない事実だ。
売り上げは低迷しているものの、巨大な潛在力を誇る中國の自動車市場を諦める気は各社ともなく、それぞれ局面打開のための自助努力を進(jìn)めている。生産力を拡大し、土臺を整えて実力をつけようという戦略は、低迷期を乗り切るための各社で共通する戦略の一つ。東風(fēng)日産の大連工場はその最も新しい試みと言える。同工場は、東風(fēng)日産の4番目に大きな工場となり、一期プロジェクトだけで総額50億元(約880億円)が投じられた。NISSANブランドのSUV車種を生産し、生産能力は年間15萬臺に達(dá)する。
企業(yè)戦略の補強も重要な選択の一つとなっている。東風(fēng)日産大連工場の操業(yè)開始とほぼ同時期、創(chuàng)立10周年を迎えた広汽豊田は中期計畫の発表會を開き、「スマイル戦略」を全面的に始動した。この戦略計畫によると、広汽豊田は2020年までに、主要な細(xì)分市場をすべてカバーする10車種以上のラインナップを形成し、販売網(wǎng)を現(xiàn)在の2倍に拡大し、年間生産臺數(shù)を100萬臺に増加させることとしている。また同社は今後の発展の重點を中小型車と位置付け、販売臺數(shù)に占める中小型車の割合を40%以上とする計畫だ。
東風(fēng)日産はさらに、大連工場の操業(yè)開始を手がかりに、「北進(jìn)戦略」を打ち出し、南北市場の戦略がバランスを欠いていたこれまでの局面を調(diào)整していくという。
新車発表で販売臺數(shù)を伸ばそうというメーカーが多い中、新車販売で失敗を重ねたホンダは、「安全」というカードを切った。中國で行われた発表會で、中國市場初の「FUNTEC SAFETY 『事故ゼロ』社會の創(chuàng)造」というスローガンを打ち出し、広汽本田の「奧徳賽(ODYSSEY)」と東風(fēng)本田の「SPIRIOR(思[金白]叡)」に搭載した多機能の自動安全技術(shù)を重點的に紹介した。
広汽本田は10月末、中國初公開となる車対車の傾斜角15度のスモールオーバーラップ衝突実験を行う。メーカー側(cè)の計畫によると、主力車種である第9世代アコードを時速56km?傾斜角15度?オーバーラップ率25%で衝突させる。安全性を全面に打ち出したボルボが成功していることで、ホンダも安全を切り札に勝負(fù)しようとしている。
だが安全性には懸念もある。英ロイター社の報道によると、ホンダはこのほど、座席シートベルトに欠陥が見つかった高級車アキュラ約4萬3000臺を米國でリコールすることを発表した。リコール対象には中國の700臺余りも含まれる。リコールされた車種は、前の座席のシートベルトが?17.7度で引き出せなくなり、安全に問題があるという。
米國の自動車専門サイト「Edmunds.com」によると、米國家道路交通安全局(NHTSA)はこのほど聲明を出し、ホンダが6292臺の2015年型フィットのリコールを宣言したことを明らかにした。これによると、同車種のAピラーパネルの組み立てに誤りがあり、危険が発生した時にエアバッグが開かない可能性がある。ホンダが安全で中國の消費者にアピールするための道のりはまだ長い。
大規(guī)模な新車投入、生産力の拡大、戦略の調(diào)整、人目を引く計畫の打ち出しなど、日系自動車メーカーは自らの努力を通じて、中國での発展がまた春を迎える日を望んでいる。だが競爭のますます激化する中國の自動車市場で、日系メーカーのこうした措置は中國の消費者の肯定的な反応を得られるか。また日系メーカーは、ドイツ系メーカーや米國系メーカーの包囲網(wǎng)を突破できるか。その答えが出るにはまだもう少し時間がかかりそうだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MA?編集/武藤)
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