2014年10月28日、世界的に有名な會計事務(wù)所プライスウォーターハウスクーパース（PwC）が今月27日に発表した報告書によると、2014年第1?3四半期（1?9月）には中國企業(yè)が海外合併買収（M＆A）市場で引き続き活発な勢いをみせ、取引件數(shù)は176件に上った。前年同期比では31％の増加となり、過去最高を更新した。新華社が伝えた。

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同報告書によると、1?9月の中國企業(yè)の海外M&Aの取引金額は408億ドル（約4兆4000億円）に達し、そのうち10億ドル（約1100億円）以上のものが14件あったが、超大型の取引はなかった。

國有企業(yè)の海外M＆Aをみると、同期の取引金額は初めて低下傾向をしめし、増加幅が37％にとどまった。同報告書は原因として、「金融?資源類など完全には市場化されていない分野の國有企業(yè)では、現(xiàn)在業(yè)務(wù)の重點が制度改革に置かれていると考えられる」とした。

中國企業(yè)の海外M&Aにおいては民間企業(yè)がますます重要な存在になっていることが注目される。同報告書によると、同期の民間企業(yè)の海外M＆A取引件數(shù)は國有企業(yè)の2倍以上になり、取引金額は同期比120％以上増加した。民間企業(yè)の海外M＆Aではハイテク、電気通信、小売などの産業(yè)が重視されているという。

また、同報告によると、北米や歐州などの成熟した市場が引き続き中國企業(yè)の海外M＆Aにおける最重要目的地となっており、こうした市場は中國民間企業(yè)の投資ニーズにより合致するという。同期の中國企業(yè)のアジア諸國におけるM＆A取引件數(shù)は北米と歐州に次ぐ43件で、同約180％増加した。ここから、成長する市場に生産基地を移転し、新興市場を開発しようとする中國企業(yè)の戦略的ニーズがうかがえる。

PwC中國企業(yè)M＆Aサービス部門のパートナー路谷春（ルー?グーチュン）さんは、「中國企業(yè)の海外M＆A取引活動の全體的成長は2015年も続く見込だ。中國企業(yè)の海外M＆Aの目的、対象産業(yè)、投資地域、資金調(diào)達ルートが多様化して発展する流れが、今後數(shù)年間はさらに顕在化する」と予測する。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/kojima）