2014年10月30日、テレビドラマ版「紅いコーリャン」について、主演女優(yōu)のジョウ?シュン（周迅）の出演料は3000萬元（約5億4000萬円）と驚きの価格が報じられている。中國新聞社が伝えた。

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中國のノーベル文學賞作家?莫言（モーイエン）氏が受賞後初めて、かつ唯一の映像化を認めたのが、中國で放送中のドラマ「紅いコーリャン」。チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督の映畫で知られる同作は、第38回ベルリン國際映畫祭の金熊賞を受賞。さらに、米映畫「クラウドアトラス」などで知られる人気女優(yōu)ジョウ?シュンが、12年ぶりに出演するドラマとなり、話題性にあふれている。

中國テレビドラマ制作産業(yè)協(xié)會の副會長がこのほど、「紅いコーリャン」の制作関連費を明らかにした。莫言氏に支払われた著作権料は1000萬元（約1億8000萬円）、ジョウ?シュンの出演料は3000萬元となっている。また同作は、「宮廷の諍（いさか）い女」などで知られるヒットメーカーの鄭暁龍（チョン?シャオロン）監(jiān)督が起用されているため、こちらにも1000萬元以上が支払われている。

ドラマ版は全50話と長いため、小説や映畫に出てこない人物も登場し、「違和感」を訴える視聴者も多い。柔らかい印象のジョウ?シュンには、北方生まれの女性であるヒロインのたくましい印象に欠けること、映畫とは全く違う「ラブロマンス化」に「期待外れ」の聲も聞かれている。（翻訳?編集/Mathilda）