2014年10月29日、たびたび旅行で日本を訪れている中國人女性が、自身が出會った観光バスの運転手について「典型的な日本人だ」と評価したブログを中國のインターネット上で公開した。以下はその概要。

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日本に旅行に行くたびに、漢字、服、建築、文明、禮儀など日本文化の多くのものは中國から伝わったのだと実感する。しかし、日本人は中國人よりも、それらをしっかりと継承し、発展させてきた。

日本でお世話になった観光バスの運転手は、典型的な日本人だった。彼は私たちを送迎した7日間、1日たりとも遅刻したことはなかったし、運転中に電話をかけることもなかった。

服裝はいつも白いワイシャツに青いネクタイでびしっと決まっているが、毎日、バスの下のトランクから40人分の荷物を出し入れしていた。そして、ツアー客一人ひとりに向かって「お気を付けて」「お帰りなさいませ」と聲をかける。彼は日本語しか話せないので、おそらくほとんどの人が聞き取れなかっただろうが、それでも、あいさつを欠かすことはなかった。ある雨の日のこと、野外からバスに戻ってくると、彼は真っ白なタオルをバスの乗降口に敷いた。足を滑らせて乗客がけがをしないようにとの配慮に、私は心から感激したのだった。（翻訳?編集/TK）