2014年11月2日、中國(guó)新聞社によると、鳩山由紀(jì)夫元首相は、日本メディアのインタビューで、尖閣諸島や日本の議員による靖國(guó)神社の集団參拝などをめぐり緊迫する日中関係について、自身の見解を述べた。

【その他の寫真】

鳩山氏は、尖閣諸島をめぐる問題について、「安倍首相は尖閣諸島に領(lǐng)有権爭(zhēng)いは存在しないと主張し、話し合いを拒んでいるが、それは大人げないやり方だ」と述べ、日中両國(guó)が話し合いを通じて問題解決を図るべきだとの考えを示した。

安倍首相は昨年12月、第2次內(nèi)閣発足から満1年となるのに合わせて靖國(guó)神社を參拝し、中國(guó)や韓國(guó)などの反発を招き、同盟國(guó)である米國(guó)からも批判を受けた。今年も、秋季例大祭に合わせ100人を超える議員が靖國(guó)神社を參拝。安倍首相は參拝しなかったが、「內(nèi)閣総理大臣」の名で供え物を奉納した。

鳩山氏は、靖國(guó)參拝が日中関係に與える影響について、「（中國(guó)との戦爭(zhēng)の責(zé)任は）発動(dòng)した一部の人にだけある。中國(guó)人民はもとより、大多數(shù)の日本國(guó)民も戦爭(zhēng)の被害者だ」とする周恩來氏の言葉を引用した上で、「A級(jí)戦犯に合掌することで相手側(cè)にどのようなメッセージが伝わるのか。首相の任にある人はよく考えるべきだ」と述べた。

安倍首相の昨年12月の靖國(guó)參拝が、米國(guó)や韓國(guó)の批判を受けたことについては、「二度目があるなら、日本は苦しい立場(chǎng)に追い込まれるだろう」と指摘。また「中國(guó)という市場(chǎng)を失えば、安倍政権の経済成長(zhǎng)戦略は行き詰まる。対立がもたらす損失は、日本のほうが中國(guó)よりはるかに大きい」とも語った。（翻訳?編集/NY）