株式への投資資金の還流か？6月の人民元貯蓄額が増加に転じる―中國(guó)

2007年7月11日、中國(guó)銀行は今年上半期の中國(guó)國(guó)內(nèi)の金融動(dòng)向を発表。そのなかで、6月末までに全國(guó)の金融機(jī)関に預(yù)けられている人民元の貯蓄総額が、36兆9400億元（591兆3600億円）に達(dá)し前年同期比15．99%の増加、今年3月末比と5月末比はそれぞれ0．05ポイントと1．36ポイントの増加になったとしている。

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多くの國(guó)民が株式取引に熱中する現(xiàn)狀から、今年上半期の個(gè)人貯蓄総額は前年同期比でわずか8271億元（13兆2336億円）の増加でしかなかった。しかし政府が行なった株式投資過(guò)熱抑制策である數(shù)々の金融引き締め政策が功を成したとみえ、6月だけを見(jiàn)れば前年同期比で1678億元（2兆6848億円）の増加となった。前年比136億元（2176億円）増である。これにより、今年4月、5月と2か月連続で大幅な減少を見(jiàn)せた個(gè)人貯蓄は増加に転じた。

また、個(gè)人貯蓄以外に企業(yè)や會(huì)社による人民元貯蓄も増加。6月の1か月だけで全國(guó)で1兆元（16兆円）近い伸びを示し、國(guó)民全體の貯蓄離れに歯止めがかかったとの見(jiàn)方が有力である。（翻訳?編集/本郷智子）