2014年11月4日、ソニーの2014年度第2四半期（2014年7?9月）の決算報(bào)告によると、同期の売上高は前年同期比7．2％増加して1兆9015億円になった。売上増の主な原因は、ゲーム機(jī)「プレイステーション4」（PS4）によるゲーム事業(yè)とネットワークサービス事業(yè)の著しい伸びにある。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

だが同期の営業(yè)利益は同995億円減少して856億円の赤字となり、同期のソニーの純損失は1360億円に達(dá)し、前年同期の純損失196億円を大幅に上回った。

ソニーによると、営業(yè)利益がマイナス成長(zhǎng)になった主な原因は、モバイル事業(yè)で計(jì)上された1760億円の「のれん」の価値減少にある。ソニーは今年9月、今年度は株主への配當(dāng)を見(jiàn)送ると発表し、1958年の上場(chǎng)以來(lái)初の無(wú)配となった。

▼データ：攜帯事業(yè)の価値が1800億円減少

ソニーは先週末に14年度第2四半期の決算報(bào)告を発表。明らかにされたデータをみると、ソニーは攜帯電話事業(yè)の不振により、同期は1351億円の損失を出したことがわかった。またソニーはスマートフォン（多機(jī)能攜帯電話）の販売予測(cè)を4300萬(wàn)臺(tái)から4100萬(wàn)臺(tái)に下方修正した。

ソニーのモバイル事業(yè)が中國(guó)市場(chǎng)から撤退するとのうわさが出ている。ソニーによると、モバイル事業(yè)について中國(guó)で調(diào)整を行うことはあるが、中國(guó)市場(chǎng)撤退はあり得ない。また中國(guó)でのモバイル事業(yè)でリストラ計(jì)畫(huà)を?qū)g施する予定だという。

業(yè)界関係者によると、ソニーの攜帯電話事業(yè)は獨(dú)立して運(yùn)営するようになってから、「高級(jí)機(jī)市場(chǎng)には食い込めず、低価格機(jī)市場(chǎng)に飛び込むこともできない」?fàn)顟B(tài)が続き、市場(chǎng)で「どっちつかず」の存在になっており、最終的には市場(chǎng)での目標(biāo)達(dá)成は難しいという。

▼中國(guó)エリア：攜帯事業(yè)で調(diào)整とリストラ

ソニーの攜帯電話事業(yè)は業(yè)績(jī)が大幅に低下しており、特に中國(guó)市場(chǎng)での業(yè)績(jī)が振るわず、市場(chǎng)にはソニーが中國(guó)の攜帯電話市場(chǎng)から撤退するとの予測(cè)が出ている。ソニーによると、ソニーモバイルコミュニケーションズは中國(guó)でのモバイル事業(yè)の規(guī)模を大幅に縮小する予定であり、まもなく世界で実施する1000人規(guī)模のリストラでは、中國(guó)が相當(dāng)の部分を占めることになるという。

ソニーモバイルは中國(guó)市場(chǎng)向けの特定の機(jī)種を開(kāi)発することをやめ、あらゆる通信方式に対応した機(jī)種を提供することを検討中だ。

ソニー中國(guó)法人の責(zé)任者は、「現(xiàn)在、中國(guó)と米國(guó)と日本がソニーの世界3大市場(chǎng)であり、デザイン、研究開(kāi)発、市場(chǎng)、販売からサービスまで、ソニーは業(yè)務(wù)の各段階で中國(guó)市場(chǎng)における運(yùn)営のレベル強(qiáng)化をはかっている。重要な成長(zhǎng)源であり利益を上げる可能性のある中國(guó)市場(chǎng)の戦略的地位を確保し、増強(qiáng)したい考えだ」と話す。

業(yè)界関係者によると、現(xiàn)在、中國(guó)本土は世界最大の攜帯電話消費(fèi)市場(chǎng)であり、ソニーモバイルはこれまでずっと高級(jí)機(jī)市場(chǎng)をターゲットとし、端末価格を3000?4000元（約5萬(wàn)6000円?約7萬(wàn)4000円）と設(shè)定し、中國(guó)國(guó)産ブランドを競(jìng)爭(zhēng)相手とはみなしてこなかった。が、高級(jí)機(jī)市場(chǎng)にはアップルとサムスンが、中価格機(jī)市場(chǎng)には中國(guó)國(guó)産ブランドがあり、まさに「高級(jí)機(jī)市場(chǎng)には食い込めず、低価格機(jī)市場(chǎng)に飛び込むこともできない」という製品の位置づけが、ソニーを市場(chǎng)で「どっちつかず」の存在にしている。

▼業(yè)界の分析：攜帯戦略が失敗

メディアが伝えたところによると、ソニーモバイルの鈴木國(guó)正社長(zhǎng)が退任し、後任には十時(shí)裕樹(shù)氏が就任するという。またソニーはスマートフォンの販売予測(cè)を4300萬(wàn)臺(tái)から4100萬(wàn)臺(tái)に下方修正。これは今年2回目の下方修正で、當(dāng)初の予測(cè)は5000萬(wàn)臺(tái)だった。

12年初め、ソニーは約1200億円でエリクソン社の保有する50％の株式を買(mǎi)収して完全子會(huì)社とし、ソニー?エリクソンブランドは市場(chǎng)から撤退することになった。ソニーはモバイル事業(yè)に力を入れ、さまざまなスマートフォンの機(jī)種をうち出した。だが公表された今年度第2四半期の決算をみると、ソニーの「エクスペリア戦略」は所期の成果を上げていない。

調(diào)査會(huì)社ガートナーがまとめたデータによると、2013年の世界スマートフォン市場(chǎng)におけるソニーのシェアは2．1％しかなく、サムスンの31．3％、アップルの13％に大いに水をあけられている。

また調(diào)査會(huì)社IDCの報(bào)告によると、今年第2四半期（4?6月）の世界のスマートフォン出荷臺(tái)數(shù)の上位5社は、サムスン、アップル、華為技術(shù)（ファーウェイ）、レノボ（聯(lián)想）、LGで、中國(guó)國(guó)産ブランドの攜帯電話が急速な伸びを示している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/kojima）