2014年11月5日、北京市內(nèi)の小學(xué)校で女性教師が2年生の児童に人工中絶に反対する記事が書かれた新聞を見せていたことが明らかになった。そこには殘酷な寫真が多數(shù)掲載されており、児童らは心に深刻な傷を負(fù)ったという。新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

北京育才學(xué)校通州分校初等部に通う小學(xué)2年生の児童が、保護(hù)者に「學(xué)校で先生に見せられた資料に、赤ちゃんがハサミみたいなものに挾まっている寫真があった。気持ち悪くて泣きたかった」と訴えた。児童によると、國(guó)語の教師が人工中絶に反対する記事を掲載した新聞をクラスの児童全員に配った。

同校初等部の責(zé)任者は4日、國(guó)語教師が問題の新聞を2年生の1クラス全員に配布したことを認(rèn)めたうえで、「大部分の寫真が児童に見せるには適當(dāng)でないものだった」として、新聞を回収した上で、女性教師を厳しく指導(dǎo)したと説明した。児童に持ち帰らせて保護(hù)者に見てもらうことが目的だったようだとしている。女性教師の行動(dòng)については、「あくまでも個(gè)人的な判斷によるもの。彼女は人工中絶に反対するあまり、行き過ぎた指導(dǎo)をしてしまった」と述べた。

中國(guó)教育學(xué)會(huì)家庭教育専門委員會(huì)の王玲（ワン?リン）理事は、「小學(xué)生にも性教育は必要だが、何も知らない児童にいきなり胎児や中絶の寫真を見せるのは適切ではない。子供の心身にマイナスの影響を及ぼす可能性がある」と批判している。（翻訳?編集/本郷）