オバマ大統(tǒng)領(lǐng)と習(xí)近平國家主席による米中首脳會(huì)談が11月12日、北京で開催される。中國側(cè)は最大限の厚遇を示し、長時(shí)間にわたって多くの懸案を協(xié)議する。米中外交筋によると、米國が進(jìn)める環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）への中國參加問題もテーマとなり、かなり踏み込んだ方向が打ち出される可能性もある。

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米中首脳會(huì)談に先立ち、日中米韓露など21カ國?地域が參加するアジア太平洋経済協(xié)力會(huì)議（APEC）の閣僚?首脳會(huì)議が開催される。同會(huì)議議長國の中國としては自由貿(mào)易圏づくりやインフラ投資の強(qiáng)化を主導(dǎo)し、アジアの「盟主」との存在感を內(nèi)外に示すことを狙っている。

10?11日の首脳會(huì)議でアジア太平洋地域の経済統(tǒng)合や成長促進(jìn)策などについて議論する。中國はAPEC全體が加わるアジア太平洋自由貿(mào)易圏（FTAAP）構(gòu)想を具體化するために、共同研究の開始などの工程表をまとめる方針。FTAAPの旗を振ることで、広域経済圏づくりの主導(dǎo)権を奪う戦略だ。

同筋によると、米中首脳會(huì)談では、広域経済圏問題が協(xié)議の対象となり、米國が主導(dǎo)し日本など12カ國が交渉を進(jìn)めている環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）に、中國が參加する問題も話し合われる。米中経済協(xié)力の一環(huán)としてサプライズ的な決定が打ち出される可能性もあるという。

中國は12年年5月にTPP參加の意思を表明。米國は、新たな國の參加は現(xiàn)在交渉を進(jìn)めている12カ國の合意後になるとの立場(chǎng)を示していたが、この交渉が難航し合意が大幅に遅れている。このため米國にとって最大の貿(mào)易相手國でもある世界第二の経済大國?中國を取り込むことを検討している。

中國のTPP參加について、米側(cè)は「米中投資協(xié)定が進(jìn)展する必要がある」（フラマン米通商代表部代表）としていたが、同協(xié)定交渉も進(jìn)捗しているという。（取材?編集/SK）