2014年11月8日、中國遼寧省大連市內(nèi)を流れる碧流河で、堤防が悪質(zhì)業(yè)者によって破壊され、川砂が違法に採取される事件がここ數(shù)年多発している。新華社が伝えた。

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碧流河は水源地のある同省営口市蓋州市から大連市を通り黃海に注ぐ大連區(qū)域最大の川で、全長156キロメートル。碧流河沿いの村では、數(shù)年前から悪質(zhì)業(yè)者による堤防破壊と川砂の違法採取が多発している。このため、2012年には流域で大規(guī)模な洪水が発生。周辺の田畑が水沒し、農(nóng)産物に甚大な被害が出た。付近の住民はこれまでに何度も対策を地元政府に訴えているが、事態(tài)は悪化する一方だという。

ある村では5カ所の堤防が破壊され、大量の川砂が運(yùn)び出されている。作業(yè)はすべて夜に行われているが、ショベルカーやフォークリフトを?qū)毪?、何臺もの大型トラックを使った大規(guī)模なもの。その結(jié)果、付近の道路は陥沒し、地盤沈下で倒壊の危険性もある家屋も出現(xiàn)している。

川砂を販売する業(yè)者によると、正當(dāng)な採掘には地元政府の発行する許可証が必要で、その申請には多額の手?jǐn)?shù)料を支払わなければならない。無許可で何臺もの重機(jī)とトラックを使い、徹夜で作業(yè)して大量の川砂を採取すれば、その利益は莫大なものになる?！?晩の採掘で數(shù)十萬元（約數(shù)百萬円）、3晩でベンツが1臺買える」と豪語する業(yè)者も。大連市水務(wù)局の擔(dān)當(dāng)者は「悪質(zhì)業(yè)者の摘発はいたちごっこ。こちらは車1臺と職員4人で対応するが、あちらは組織的に動いており、われわれの車が出動すると彼らの仲間が無線で連絡(luò)するため、現(xiàn)場を押さえることができない」と説明している。（翻訳?編集/本郷）