2014年11月10日、中國のネット上で最近、あるドキュメンタリーが話題となっている。同ドキュメンタリーを制作した徐江軍（シュー?ジアンジュン）さんは今年6月、ベラルーシでしていた語學(xué)教師の仕事を辭めて、自転車でヨーロッパの旅を始めた。徐さんは約100日間で、ヨーロッパ21カ國を訪問し、その旅をドキュメンタリーにまとめた。楚天都市報(bào)が伝えた。

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2008年に中國地質(zhì)大學(xué)(武漢)外國語學(xué)院を卒業(yè)した徐さんは、雲(yún)南省昆明市や深セン、ベラルーシなどで語學(xué)教師を務(wù)めた。ヨーロッパを自転車で旅行したことについて、徐さんは、「ベラルーシで仕事をしていた時(shí)、自転車で旅をしている60代の高齢者と街で出會(huì)った。その高齢者の自転車には世界地図があり、訪問した國を赤で印をつけていた。その高齢者に話しかけてみると、聾者だと分かり、とても驚いた。障害のある高齢者が、自分の夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)しているのだから、僕にも必ずできると思った」とし、若いうちに自転車旅行の夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)することを決意したという。

徐さんの計(jì)畫は、ビザ取得の際の面接官の心を動(dòng)かし、ヨーロッパの26カ國を訪問できるシェンゲン査証（ビザ)を取得。6月18日に、ベラルーシのブレストを、中國の國旗を掲げた自転車で出発した。

旅の途中、徐さんの食事は主にインスタントラーメン。橋の下や森の中で野宿した。また、無料で家に泊めてくれる親切な人にも多く出會(huì)い、感動(dòng)の旅となったという。「ラトビアで、駅で寢ようとしていた時(shí)、ある若い女性が家に招いて泊めてくれた。またネット上で知り合ったある人が、雨に打たれることがないようにと、會(huì)社からわざわざ自転車で家に帰って、鍵を渡してくれた。そして、その人はまた雨の中、會(huì)社に戻っていった」と徐さん。

21カ國の旅で見聞きしたことを、徐さんはビデオカメラに収めた。そして、9月末に中國に帰國し、ドキュメンタリーを制作した。アルプス山脈やオーストリアの広い道、舗裝されていないフランスの道などを自転車で旅しており、現(xiàn)地メディアにも注目された。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）