2014年11月12日、アジア太平洋自由貿(mào)易圏、北京ロードマップ、相互連結(jié)、シルクロード基金、アジアインフラ投資銀行…北京APECはここ數(shù)日、その斬新な內(nèi)容と前向きな議事日程で、世界の記者の注目の的となっている。新華網(wǎng)が伝えた。

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北京の國(guó)家會(huì)議センターには世界各國(guó)?各地域の記者が集まる。2000人収容可能なプレスセンターもここ數(shù)日、空席が見つからないほどの混雑ぶりだ。外國(guó)人記者は今回の會(huì)議で何に注目し、中國(guó)とAPECの現(xiàn)狀をいかに捉えているのか。外國(guó)人記者にインタビューした。

「最も注目しているのは日中首脳會(huì)談です」。日本メディアの記者は、両國(guó)関係はここ數(shù)年困難にぶつかっているが、関係を修復(fù)し、行き詰まりを打開する時(shí)が訪れていると分析する。

「アジア最大の國(guó)である中國(guó)と適切な関係を結(jié)ぶことは日本にとって重要です。両國(guó)は互いに助け、アジアでの積極的な役割を手を攜えて果たすべきです」と同記者は語(yǔ)る。

日本紙の記者は、日中両國(guó)は多くの問題で相違を持っているが、この相違を直視し、対話と折衝で問題を解決することが、地域と世界に対する両國(guó)の責(zé)任だと語(yǔ)った。

ロシア?イタルタス通信北京支社のアンドレイ?キリロフ社長(zhǎng)は北京で20年以上暮らす「中國(guó)通」だ。最も関心を寄せているのは中露両國(guó)の経済協(xié)力?！弗ē庭毳`?交通?ハイテク?金融などでの協(xié)力に関心があります」。中國(guó)の対外投資の増加と國(guó)內(nèi)の消費(fèi)市場(chǎng)の拡大は、周辺國(guó)に巨大なチャンスをもたらしていると見る。

習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席は今月8日、開催國(guó)パートナー対話會(huì)として「相互連結(jié)パートナーシップ」の強(qiáng)化を狙いとした會(huì)議を開催。中國(guó)が400億ドルを投じて「シルクロード基金」を設(shè)け、「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）沿いの國(guó)々のインフラ?資源開発?産業(yè)協(xié)力?金融協(xié)力など國(guó)同士の相互連結(jié)にかかわるプロジェクトに投融資による支援を提供する構(gòu)想を発表した。構(gòu)想は、會(huì)議に參加した各エコノミーのリーダーと代表の歓迎と評(píng)価を受けた。

最近、ロシアや東南アジアの國(guó)々と中國(guó)との高速鉄道建設(shè)分野での協(xié)力計(jì)畫が進(jìn)んでいる。中國(guó)のインフラ建設(shè)の海外展開は周辺國(guó)にとどまらず、太平洋沿岸の広大な地域に広がり、中國(guó)高速鉄道の海外進(jìn)出の魅力が際立ちつつある。

APEC取材で北京を訪れたペルー紙「エル?コメルシオ」のマリオ?カストロ記者は、南米大陸の太平洋と大西洋とつなぐ両洋鉄道プロジェクトで中國(guó)とペルーがどのような進(jìn)展を得ているのかに関心を持っているという。同プロジェクトは、習(xí)近平主席が今年7月、ラテンアメリカ訪問時(shí)に提案したプロジェクトだ。

「ペルーが豊かになるにはまず道が必要です。両洋鉄道が実現(xiàn)すれば、最貧のアンデス山間部を貫くことになります。こうした地域の交通インフラの遅れが解消されれば、鉱石や農(nóng)作物の売卻も可能となり、貧困からの脫卻も見えてきます」。カストロ記者がこのプロジェクトに寄せる期待は大きい。

記者の間では、APECで前進(jìn)したアジア太平洋自由貿(mào)易圏北京ロードマップへの評(píng)価も高い。キリロフ社長(zhǎng)は、アジア太平洋自由貿(mào)易圏の建設(shè)には時(shí)間と労力がかかり、多くの問題で忍耐と意志とが試されるとし、自由貿(mào)易圏建設(shè)推進(jìn)で中國(guó)が果たしている積極的な役割を評(píng)価した。

「『アジア太平洋自由貿(mào)易圏北京ロードマップ』『相互連結(jié)協(xié)力の青寫真』『腐敗撲滅共通認(rèn)識(shí)』の3文書は綱領(lǐng)的な意義を持ち、APECの発展をあと少なくとも10年は引っ張るものと言えます」。香港の中國(guó)評(píng)論通信社の林艶（リン?イエン）記者は、中國(guó)は國(guó)際社會(huì)のフォロワーからリーダーに転身しつつあり、今回のAPECではそのことが一層際立ったと見ている。

海外記者らは同時(shí)に、中國(guó)が、臺(tái)頭しつつある國(guó)として、諸外國(guó)の懸念を解消し、理解を広める必要があることも指摘している。「今年のAPEC會(huì)議は中國(guó)のホームゲーム。この舞臺(tái)をいかに活用し、中國(guó)の政策と意図を世界に示し、世界のほかの國(guó)々の考え方や懸念を理解するかが重要だ」。米NBCテレビのある記者は匿名を條件にこう語(yǔ)った。

習(xí)近平國(guó)家主席は9日、APEC?CEOサミットの開幕式で演説し、「我々は率直な疎通を通じて信頼を高め、懸念を鎮(zhèn)めなければならない」「『和して同せず』という理念の下、発展の道のりの選択を相互に尊重しなければならない」「共に利益のある?yún)f(xié)力によって各自の長(zhǎng)所を十分に発揮させ、共同発展を促さなければならない」「『勝者総取り』を『參加者総勝利』へと変え、アジア太平洋発展の『パイ』を共に拡大し、アジア太平洋の大いなる繁栄を共に促進(jìn)しなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。

「習(xí)主席の演説には誠(chéng)意がうかがえた。中國(guó)と世界に必要なのはさらなる理解と信頼だ。アジア太平洋地域に明るい未來が待っていると信じている」と、カストロ記者は自信を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/MA?編集/武藤）