2014年11月13日、中國での韓流ブームがきっかけで、整形で韓國に訪れる中國人が増えている。韓國スターのように美しくなりたいと整形に踏み切る女性が多い中、整形をめぐるトラブルも続出している。広州日報が伝えた。

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今年1月には、中國人女性が整形被害に遭った。彼女は中國國內で俳優(yōu)をしており、韓國と中國が共同で企畫した整形番組に出演することになったが、番組は存在しなかった。3日間で2度の全身麻酔手術を受け、當初は胸部の整形のみを希望していたが、勧められるままに顔にもメスを入れた。その結果、顔は左右非対稱になり、鼻も曲がったという。

さらに、韓國での整形手術が失敗に終わり、修復のためにまた韓國に訪れ整形するなど、莫大（ばくだい）な費用を費やすケースも多く見られている。中には失敗した整形を修復するために借金する中國人女性もおり、これが原因で戀人と別れ精神疾患まで患う人もいる。

韓國の美容外科に不満を持ち抗議する女性もいるが、病院側は強硬姿勢を崩すことはない。今年6月には整形に不服を訴える中國人女性が韓國の病院前で、1カ月間にわたり橫斷幕を掲げ抗議した。ところが、病院の警備員は女性をののしり、インスタントラーメンを女性にかけ、なぐるといった暴挙に出たという。

韓國では個人の抗議活動は許されているが、病院側は何度も通報し、結果的に女性は連行された。すると、自分よりもひどい案件が多くあり、どれも満足のいく答えを得られていないと聞かされ、「あなたはまだマシな方。おとなしく帰った方がいい」と諭されたという。（翻訳?編集/內山）