2014年11月16日、テンセント（QQ）は韓國(guó)メディアの報(bào)道を引用し、韓國(guó)スポーツ界で反腐敗の気運(yùn)が高まっており、スポーツ界関係者の摘発が相次いでいると伝えた。

【その他の寫真】

今年9月の仁川アジア大會(huì)では、バドミントンやボクシングなど、多くの競(jìng)技で判定に不正があったと不満の聲があがった。2013年5月には、高校生のテコンドーの試合で、息子の判定に不服を訴えた父親は、抗議のために自ら命を絶った。同案件は今年の9月に調(diào)査結(jié)果が公表され、ソウル市のテコンドー協(xié)會(huì)関係者7人が収賄し、競(jìng)技を操作したとして起訴された。韓國(guó)?KBSによるとこうした操作は氷山の一角で、2005年には高校生野球、2007年には高校生テコンドーの試合で賄賂（わいろ）を受け取り成績(jī)操作した事件が発生している。2007年の高校生テコンドーの試合では、審判が保護(hù)者に対し、「優(yōu)勝したいなら250萬ウォン（約26萬円）、準(zhǔn)優(yōu)勝なら150萬ウォン（約16萬円）」などと、成績(jī)に応じた賄賂額を提示していた。

報(bào)道では、こうした不正が橫行する背景には、韓國(guó)の大學(xué)受験で、スポーツで優(yōu)秀な成績(jī)を収めた學(xué)生に點(diǎn)數(shù)が加點(diǎn)される制度があり、保護(hù)者がお金を惜しまずスポーツの好成績(jī)を買っている現(xiàn)狀があると紹介している。

社會(huì)人スポーツでも腐敗は深刻で、10月末には、韓國(guó)レスリング協(xié)會(huì)の資金、8億2160萬ウォン（約8600萬円）を不正に流用したとして、同協(xié)會(huì)の金海鎮(zhèn)元會(huì)長(zhǎng)が自首し、韓國(guó)ボクシング連盟の會(huì)長(zhǎng)が10數(shù)億ウォンの汚職で身柄を拘束され、現(xiàn)在調(diào)査が進(jìn)められている。

こうした腐敗を撲滅すべく、韓國(guó)政府は2013年8?12月にスポーツ界の健全化運(yùn)動(dòng)を行い、2099の関連団體を調(diào)査した。すると337件の違法行為が見つかり、15億5100萬ウォン（約1億6000萬円）の資金が不當(dāng)に使われていたことが明らかになっている。（翻訳?編集/內(nèi)山）