中國製スパコン「天河2號」、世界ランキングで4連覇―中國メディア

Record China    2014年11月18日(火) 17時38分

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17日、世界のスーパーコンピューターの性能を評価する國際的なプロジェクトは米國で最新の世界スパコンランキング「TOP500」を発表した。寫真は「天河2號」。

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2014年11月18日、新華社によると、世界のスーパーコンピューター(スパコン)の性能を評価する國際的なプロジェクトは17日、米國で最新の世界スパコンランキング「TOP500」を発表した。中國國防科技大學が開発した「天河2號」が、33.86ペタフロップスの浮動小數(shù)點演算性能で4連覇を果たした。

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米エネルギー省に所屬するオークリッジ國立研究所の「タイタン」は、4連続で2位に甘んじた。演算速度は17.59ペタフロップスだった。

3?5位も前回と同様で、米ローレンスリバモア國立研究所の「セコイア」、理研の「京」、米アルゴンヌ國立研究所の「ミラ」の順となった。

「TOP500」は半年ごとに最新版が発表される。今回と前回のトップ10のうち変化があったのは10位のみで、今回新たに入選した設置場所不明の米政府スパコン「クレイ」は、演算速度が3.57ペタフロップスに達した。

ランキング全體を見ると、米國のトップ500入りしたスパコンの數(shù)は、1年前の265臺から半年前には233臺に、さらに今回231臺に減少したが、依然として優(yōu)勢を維持している。入選數(shù)の2?6位は中國、日本、英國、フランス、ドイツの順。

スパコンは國家の科學研究の重要な基礎的ツールであり、地質、気象、石油開発などの研究で重要な力を発揮する。また、自動車、航空、化學工業(yè)、製薬などの業(yè)界の重要な研究ツールでもある。

「TOP500」は世界で設置されているスパコンの順位を示す最も有名なランキングで、1993年より演算速度の実測値を基準に毎年2回発表されている。

ランキング発表の前日、米エネルギー省は「CORALプロジェクト」を発表し、3億2500萬ドル(約379億円)を投じて2臺のスパコンを製造する計畫を打ち出した。その演算速度は天河2號の3?5倍に達する見通しだ。

米國メディアは、「これはスパコンのオリンピックだ。中國は演算速度が最も優(yōu)れたスパコンを出しており、米國はこの王冠を奪還しなければならない」と報じた。

同ランキングの創(chuàng)設者、テネシー大學コンピュータ學部教授のジャック?ドンガラ氏は、「國家スパコン広州センターに設置されている天河2號は非常に力強いシステムで、2017年までにこれと競爭できる米スパコンは登場しない」と述べた。

ドンガラ氏は「CORAL計畫がランキングより先に発表されたことに、特別な意味はないはずだ。この2臺のスパコンは2018年にならなければ稼働を開始できない」と語った。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/武藤)

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