2014年11月20日、人民網(wǎng)によると、中國國有建設(shè)大手?中國鉄建傘下の中非建設(shè)の曹保剛（ツァオ?バオガン）副董事長は現(xiàn)地時間19日、ナイジェリアの首都アブジャで、同國の沿海地域に高速鉄道を建設(shè)することで合意に達(dá)した。同プロジェクトは総額119億7000萬ドル(約1兆4000億円)。中國が海外で受注したプロジェクトとしては過去最高額。

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同鉄道はナイジェリア最大の都市ラゴスと東のクロスリバー州のカラバールを結(jié)ぶ全長1402kmの鉄道。経済が発展している南部沿海地域の10都市と油田地帯が密集している三角州をカバーし、22駅が設(shè)置される計(jì)畫。設(shè)計(jì)時速は120kmだ。

曹副董事長は、「沿海鉄道は『三縦四橫』の鉄道幹線網(wǎng)計(jì)畫、および西アフリカ諸國経済共同體鉄道網(wǎng)の相互接続にとって重要。完成後、ナイジェリアや西アフリカの経済発展を加快させる點(diǎn)で、大きな役割を果たすだろう。アフリカ沿海経済回廊を建設(shè)する上でも、重要な戦略的意義がある」と強(qiáng)調(diào)した。

中國鉄建の孟鳳朝?董事長も、同プロジェクトを「ウィンウィンの大プロジェクト」と評価する。その主な理由は以下の2點(diǎn)だ。

1、現(xiàn)地のスタッフが採用されるため、工事期間中、直接的、間接的に計(jì)20萬人の雇用が創(chuàng)出される。また、運(yùn)営が始まれば、2-3萬人の固定雇用が創(chuàng)出される。

2、同鉄道全線に中國の鉄道技術(shù)基準(zhǔn)が採用されるため、工事機(jī)械や機(jī)械車両、鋼材、関連商品など、中國製品計(jì)40億ドル(約4680億円)分が輸出される。

1970年代、中國鉄建が建設(shè)したタンザニア鉄道は、中國とアフリカの友好の象徴となっている。同社の張宗言（ジャン?ゾンイエン）総裁は、「中國製鉄道の海外進(jìn)出は、中國企業(yè)の責(zé)任であり、企業(yè)が生き殘るために必要な手段。同鉄道プロジェクト実施で合意できたことは、中國製鉄道が、さらに大きな範(fàn)囲、広い領(lǐng)域、高いレベルで、海外に進(jìn)出することを意味している。鉄道という、自然に優(yōu)しい輸送手段が、アフリカで重要な役割を果たすようになるだろう」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）