Record China 2014年12月1日(月) 9時16分
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30日、吉林省敦化市ハルパ嶺(れい)で、舊日本軍による遺棄化學兵器の処理施設(shè)が完成し、日中の政府関係者と擔當者らが稼働開始式を行った。寫真は09年6月、黒竜江省牡丹江市での遺棄化學兵器発掘。
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2014年11月30日、吉林省敦化市ハルパ嶺(れい)で、舊日本軍による遺棄化學兵器の処理施設(shè)が完成し、日中の政府関係者と擔當者らが稼働開始式を行った。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
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ハルパ嶺は中國國內(nèi)で遺棄化學兵器が最も多く殘っている地域で、推定によると約33萬発が存在するという。処理施設(shè)は12月1日から正式に稼働する。
擔當者は、遺棄化學兵器の処理は日中の歴史が殘した大きな問題であり、『化學兵器禁止條約』の履行の一環(huán)としてきわめて重要な任務であると述べた。処理にあたって必要な費用はすべて日本側(cè)が拠出し、中國側(cè)はこれに協(xié)力する形となっている。
中國はすでに200回以上にわたって確認調(diào)査や発掘に協(xié)力し、約5萬発あまりを回収しているという。2010年9月は江蘇省南京市、2012年12月からは河北省石家莊市で、日中の協(xié)力による移動式設(shè)備による処理作業(yè)が開始しており、すでに3萬7000発あまりが処理された。今回のハルパ嶺処理施設(shè)の稼働は、遺棄化學兵器処理作業(yè)が新たな段階に入ったことを意味し、作業(yè)全體の進行に大きな意味を持つとされている。
擔當者は「戦後70年近くが経っても、日本軍の遺棄化學兵器は中國人の生命と財産、生態(tài)環(huán)境を脅かし続けている。中國側(cè)はハルパ嶺での処理作業(yè)開始を契機として、引き続き日本に資金の投入を呼びかけ、作業(yè)員の安全を確保しつつ早期の処理完了を目指していきたい」と述べた。(翻訳?編集/岡本悠馬)
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