2014年12月4日、北京青年報(bào)は、「地下鉄內(nèi)のPM2．5（微小粒子狀物質(zhì)）は屋外の16倍」との情報(bào)がインターネットを中心に広まっていることについて、「根拠がない」と報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)のあるメディアは2日、中國(guó)國(guó)內(nèi)の環(huán)境研究所が昨年1月に行った調(diào)査結(jié)果として、地下鉄駅ホームのPM2．5濃度は屋外の16倍であることが分かったと報(bào)じた。この情報(bào)はインターネット上で一気に拡散した。

北京青年報(bào)の記者が3日に北京市內(nèi)の複數(shù)の地下鉄駅で計(jì)測(cè)したところ、最も高かったのは復(fù)興門(mén)駅のホームで、ラッシュ時(shí)に120．36μg/m3だった。最低は同じく復(fù)興門(mén)駅のC出口で10．69μg/m3。その差は約12倍だった。

記者が環(huán)境研究所のホームページを確認(rèn)したところ、同様の測(cè)定結(jié)果は確かに掲載されていた。だが報(bào)道された昨年1月のデータは見(jiàn)つからなかった。同所の関係者も「16倍と示したことは一度もない」としている。

北京の環(huán)境NGO「公衆(zhòng)と環(huán)境研究センター」の馬軍（マー?ジュン）所長(zhǎng)も、「わずか1日の測(cè)定結(jié)果で結(jié)論を下すのは科學(xué)的ではない」と懐疑的だ。（翻訳?編集/NY）