2014年12月8日、ジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督の最新作で豪華キャストも話題の映畫「THE CROSSING」が、思いがけない苦戦ぶりを見せている。新浪が伝えた。

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「中國(guó)版タイタニック」こと「THE CROSSING」は、1949年に発生した旅客船「太平輪號(hào)」の事故をベースに、3組のカップルの愛と運(yùn)命を描く。チャン?ツィイー（章子怡）や長(zhǎng)澤まさみ、ソン?ヘギョ、金城武といった豪華キャストも話題を集める注目の映畫だ。

中國(guó)では前編の「太平輪：亂世浮生」を12月2日から公開。しかし、前評(píng)判に反して興収は予想外に低く、最初の6日間でやっと1億元（約20億円）を達(dá)成。最終的に2億元（約39億円）超えさえ難しいのでは？と予想され、「映畫が沈みかけ狀態(tài)」と指摘されている。前後編で合わせて11億元（約215億円）を達(dá)成できなければ、投資額を回収することができず、厳しい立場(chǎng)に立たされているという。

中國(guó)の映畫専門サイトでも、評(píng)価は10點(diǎn)中の5．5點(diǎn)とかなりの低さ。観客からは、「ストーリーの展開が遅い」「盛り上がりに欠け、単調(diào)すぎる」「作品の主軸が何か分からない」「メーンの船が全然出てこない」といった不満の聲が聞かれる。また、「129分の予告編だった」と指摘する人からは、「前編のタイトルを『太平輪：還未上（まだ出ません）』に変えたら？」との聲も上がっている。

また、中國(guó)の映畫市場(chǎng)を支える80年代、90年代生まれの若者の好みに合わないというのも、思わぬ苦戦の理由の一つとなっている。（翻訳?編集/Mathilda）