2014年12月7日、インドネシアのジャカルタポスト紙によると、中國は回族（中國のイスラム教徒の少數(shù)民族）の経済発展が停滯しているため、新シルクロードを整備して寧夏を発展させようとしているという。8日付で環(huán)球時報が伝えた。

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寧夏回族自治區(qū)の首府である銀川から車で南に2時間走ったところに、中國のイスラム文化遺産の中でも完全な保存狀態(tài)にある同心の清真大寺がある。

14世紀(jì)に建設(shè)された同心の清真大寺は中國の歴史上最も古いイスラム教建築の一つである。清真大寺は明らかに漢族が建築した風(fēng)格を備えているが、裝飾はイスラムの特徴を持っている。清真大寺管理委員會の擔(dān)當(dāng)者によると、今年現(xiàn)地の政府は1000萬元（約1億9500萬円）を清真大寺の再生と維持に充てたという。

イスラム教は8世紀(jì)の唐の時代にシルクロードを通って中國に伝わり、その中には現(xiàn)在の寧夏地區(qū)も含まれる。しかし、現(xiàn)在の寧夏の回族の生活を見てみると、中國の豊富なイスラム教の遺産と現(xiàn)在の中國全體の経済力が釣り合っていないことが分かる。漢族と比較すると、回族の経済発展は停滯している。

これが2012年9月に中國が寧夏を內(nèi)陸開放型経済試験區(qū)と定め、銀川に総合保稅區(qū)を設(shè)立した理由だ。これらの開放政策は、中國やアラビア諸國、またその他のムスリム地區(qū)に経済、貿(mào)易、文化交流などの面での協(xié)力を促進(jìn)できる場を提供し、最終的にはこの政策によって、現(xiàn)地住民の福祉を改善することを目的としている。（翻訳?編集/酒井）